母の背中

こんにちは、Frankです。

子供の頃を思い出す俳句です。

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夜なべする

母の背中に

滲むまなこ

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中学生のときだったでしょうか、帰宅すると食卓で母が泣いていまし
た。「今晩、食べるものがないねん」。

母の言葉に驚いた私。でもにわか強がりな言葉が忽然と出てきました。

――ご飯と塩昆布でじゅうぶんや。

自分が子供を持つ親になって初めて分かった母の気持ち。食べる物が
ないのが辛いのはもちろんのことですが、それ以上に子供に我慢させ
る、そんな状況がいたたまれなかったのではないでしょうか。

私もそんな子供の頃の思い出を胸に、子供だけにはひもじい思いをさ
せたくないと今まで頑張ってきました。いや、だから頑張って来られ
たのかもしれません。

母の背中。今、私の背中は、子供たちにどう映っているでしょうか。

「母の背中」を書いた書籍が発売されています、良かったらお求めく
ださい。上記の俳句の書籍ではありませんが。

改訂版 母の背中

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