《全国通訳案内士》「日本史」の「試験対策」はこれだ

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

私の生徒さんの中にも、日本史に手こずっている人がけっこういます。

その理由として、大学受験以来だいぶご無沙汰しているので、「ほとんど忘れて
しまった」「日本史に興味がなくなった」などが挙げられます。

私も受験当時は日本史にはあまり興味がなかったのですが、大まかに文化史や事
件なんかを紐解いていくうちに、少しずつですが興味が持てるようになりました。

今日の問題の後、私が学習した教材を紹介するので、良かったらお求めください。
では、早速、日本史の問題にチャレンジしましょう。落とせない問題です。

▶《全国通訳案内士》「日本史」の「試験対策」はこれだ
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括弧の中に適切な語句を入れなさい。

592年、日本最初の女帝である(1)天皇が即位し、翌年、聖徳太子が
(2)に任じられ、大臣の(3)とともに国政の改革を行った。内政に
おいては、603年には(4)を制定し、これが役人たちの新しい身分秩序
となった。これは個人の功績や才能に応じて地位を定め、今までの(5)
制度の打破をねらうものである。その翌年には(6)を制定し官吏(役人)
に必要な心構えや道徳を説いた。これは(7)の力をおさえ、(8)の権力
を高めることをねらったものであった。また、第2条に「篤く(9)を
敬え」という1文を入れたことから明らかなように仏教を尊重する姿勢が
見られる。外交面では、589年に中国を統一した(10)との国交樹立を
はかり、607年には「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。
恙無きや、云々」という書き出しで始まる国書を携えた(11)を派遣した。
(10)はこれに対し、答礼使(12)を遣わしたが、その帰国に際して再び
(11)を渡航させた。聖徳太子のこのような外交姿勢は、従来の朝貢外交
を改め、中国の王朝に対して(13)外交を実現しようとしたものと考えら
れている。
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聖徳太子についてですが、本名は厩戸(うまやど・うまやと)であり、厩戸の前
で出生したことによるとの伝説があるようです。

また母が実母である蘇我小姉君の実家で出産したため、つまり叔父・蘇我馬子の
家で生まれたことから馬子屋敷が転じて厩戸(うまやど、うまやと)と付けられ
たとする説や、生誕地の近辺に厩戸という地名があり、そこから名付けられたと
する説もあるみたいで、どれも定かではりません。

個人的には、「厩戸の前で出生した」という説が好きですね。私の苗字の「吉田」
は、「良田」や「美田」に由来するようで、この説には何となく親近感を感じま
す。では正解です。

▶《全国通訳案内士》「日本史」の「試験対策」はこれだ
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括弧の中に適切な語句を入れなさい。

592年、日本最初の女帝である(1.推古)天皇が即位し、翌年、
聖徳太子が(2.摂政)に任じられ、大臣の(3.蘇我馬子)と
ともに国政の改革を行った。内政においては、603年には(4.
冠位十二階)を制定し、これが役人たちの新しい身分秩序となった。
これは個人の功績や才能に応じて地位を定め、今までの(5.氏姓)
制度の打破をねらうものである。その翌年には(6.憲法十七条)
を制定し官吏(役人)に必要な心構えや道徳を説いた。これは(7.
豪族)の力をおさえ、(8.天皇)の権力を高めることをねらった
ものであった。また、第2条に「篤く(9.三宝)を敬え」という
1文を入れたことから明らかなように仏教を尊重する姿勢が見られる。
外交面では、589年に中国を統一した(10.隋)との国交樹立を
はかり、607年には「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。
恙無きや、云々」という書き出しで始まる国書を携えた(11.小野
妹子)を派遣した。(10.隋)はこれに対し、答礼使(12.裴世清)
を遣わしたが、その帰国に際して再び(11.小野妹子)を渡航させた。
聖徳太子のこのような外交姿勢は、従来の朝貢外交を改め、中国の
王朝に対して(13.対等)外交を実現しようとしたものと考えられて
いる。

【注釈】裴世清は、「はいせいせい」と読みます。
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聖徳太子の時代の人たちは、皆、どのようにして寝ていたのか気になりました。
ネットで色々調べてみると、どうも飛鳥時代か奈良時代あたりから畳が敷布団
として現れ、筵(むしろ)を何枚か重ねて寝ていたようです。

夏場なんかどうしていたんでしょうね。今のようなコンクリート・ジャングル
でもないので、意外と涼しかったかも。

こんな寝具が当時あったら、聖徳太子も快適だったでしょうね。

さて私が試験の時に使った教材ですが、以下の3冊です。只、最後の問題集は
どうも廃版になっているようで中古しかありませんね。最近は実務も出題され
ているので、2020年度私の通訳案内士クラスで使用しているテキストと併せて
学習することをお勧めします(こちら)。

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