《全国通訳案内士》「一般教養」として知っておくべき「直木賞受賞作」

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

先ずは次の英文を読んでください。
Only a mediocre person is always at his best.

これはW. Somerset Maugham(British writer)の名言で
「凡庸な人だけが、常に絶好調でいる」という意味です。

「凡庸でいるのが一番だ」と言っているのではなく、上を目指して切磋琢磨し
ている人は常に何らかの問題にぶちあたり、試行錯誤の毎日を過ごしている。

片や凡庸な人はいつも困難を避け、快適な状態を維持しよう
とし、自らに進歩をもたらさない。所謂、Aim lowなのだと。

「20代では残忍、30代では軽薄、40代では皮肉、50代では達者、60代では皮相」
と批評家から評されたMaugham。彼は生来吃音に悩まされ、孤独な青年期を送っ
ています。

自らを叱咤激励してきた Maugham だけに、自らに甘い人間には容赦なく皮肉を
浴びせたのかもしれません。次の名言はイギリス人の Maugham 自らが発した皮
肉です。

イギリスで美味しい食事を取るなら、3食朝食を食べるべき。

素人作家の私にとって、Maugham は到底及ばない存在ですが、彼の2つの名言、
「凡庸な人だけが――」「イギリスで美味しい――」だけは、彼を知る以前から
私にも分かっていました。

英検®1級や全国通訳案内士の試験勉強は、本当に試行錯誤の毎日です。
でもそんな日々を送るからこそ、成長もある。諦めないで頑張りましょう。

W. Somerset Maugham と Frank Yoshida。Maugham が発する皮肉を滑稽と
捉えるなら、私の諧謔的な小説と、もしかしたら少しシンクロしているかもし
れません。興味のある方は、是非、ご一読ください。

▶ Collected Short Stories Volume 1 (Vintage Classics)
 ※Maughamの短編集です。一気読みできます。

Collected Short Stories Volume 1 (Vintage Classics)


▶ 離れられなくなっちゃう(By Frank Yoshida)
 2008年度goodbook出版主催の出版登龍門で大賞を受賞した
 私の短編ロマンス小説です。バツイチ中年男の恋の物語り。
 関東の作家さんの短編小説と二作が入っています。

離れられなくなっちゃう&ROYAL STRAIGHT CRASH!!


▶ 謎のルージュ(By Frank Yoshida)
 大阪の本町にある中堅総合商社を舞台にした、私の長編社会派
 ミステリー小説です。私の商社時代の思い出が詰まっています。

謎のルージュ


【ご注意】
1.私の小説は、二作共日本語版です。
2.立ち読みしてから購入したい方は、こちらをご覧ください。
3.私のサイン入り書籍をご希望の場合は、直接、「お問合せ」より1)お名前
  (本名)、2)郵便番号、3)ご住所、4)お電話番号、5)ご希望の書籍、
  を明記の上、ご注文ください。折り返しメールにてご決済方法をご連絡します。
  郵送料は一部辺鄙な地域を除き、国内は原則として無料です:>こちら

さて今回は、文学に因んだ一般教養の問題にチャレンジしましょう。

▶《全国通訳案内士》「一般教養」として知っておくべき「直木賞受賞作」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
直木賞受賞作と作家の組み合わせのうち、間違っているものはどれか。

1.乃南アサ『凍える牙』
2.浅田次郎『鉄道員』(ぽっぽや)
3.宮部みゆき『ゲルマニュウムの夜』
4.山本一力『あかね空』
5.唯川恵『肩ごしの恋人』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【講座】Frankの一発逆転!崖っプチ通訳案内士講座:>こちら

ちょっと面白い受賞作品として、2013年度下半期の直木賞は桜木紫乃さんの
「ホテルローヤル」でした。北国のラブホテルが舞台で、どうも桜木さんの
ご実家のホテル名がそのままタイトルに使われているようです。

実話を読む面白さにも興味が湧きます。ご興味のある方は
どうぞお求めください。では正解と解説です。

ホテルローヤル


▶《全国通訳案内士》「一般教養」として知っておくべき「直木賞受賞作」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
直木賞受賞作と作家の組み合わせのうち、間違っているものはどれか。

1.乃南アサ『凍える牙』○
2.浅田次郎『鉄道員』(ぽっぽや)○
3.宮部みゆき『ゲルマニュウムの夜』×
4.山本一力『あかね空』○
5.唯川恵『肩ごしの恋人』○

【正解】3.
【解説】『ゲルマニュウムの夜』は、芥川受賞作家の花村萬月さん
の作品です。宮部みゆきさんの直木賞受賞作品は『理由』です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【講座】Frankの一発逆転!崖っプチ通訳案内士講座:>こちら

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

只今、人気ブログランキングに参加しています。
今日の[実践英語の達人]のランキングは――


オンライン英会話スクール ブログランキングへ