《全国通訳案内士》「過去問」を学習した後は「東大英語」にチャレンジ

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

あれは「Frankと行く2013年夏旅!」の二日目だったでしょうか、こんな出来事
がありました。大山隠岐国立公園で昼食をとりにレストランへ向かう途中でした。

参加者のうち、体調が悪かったS氏は車で休憩。残り6名が階段状の土手を上る
ことに。上りながら私とT氏がチャッティング。I氏とK氏が私達のあとに続き
ます。階段を上りきったところで、I氏が突然私に報告しました。

「(Frank)先生。階段は66段ありました」
私はさりげなく小声で「あ、そう」と返事。

そこでK氏がI氏にこう驚いてみせました。
「おっ、I君、やるじゃない」
言われてもいないことをしっかり報告する。
それって、凄いと。

ところがI氏は「いや、(Frank)先生に数えろと言われたから数えたんです」
とK氏に正直に返事をしました。K氏が透かさず反応。

「I君。それは仕事じゃなくて作業だよ。仕事はやるべきことをしっかり理解
して創造的付加価値を生むことで、作業は言われたことだけをやるまでだ」

仕事と作業、それは能動と受動の違いと言ってもいいかもしれません。

サバイバル的なニュアンスで、会社からTOEIC®800点をとれと言われたから勉強
するのは「作業」で、たとえ目標が600点でも自らの意志で自分の人生観や将来
の価値を創造する学習は「仕事」なんです。

要は自分なりのビジョンをしっかりと持っていないと、行動そのものに仕事とし
ての意味合いを持たせられないのです。わかりますよね?

作業でTOEIC®900点を取得した人より、仕事で730点取った人の方が将来に備え
たコンピテンシーがある。

旅の途中で交わした何気ない会話にも学ぶことがたくさんあります。
Language reflects the sensitivity of people.

またこうした会話に敏感に反応できる感受性を磨いておくこともどれだけ大切
かを、理解してもらえたと思います。学習は頭ではなく、心でするものです。

さて表題の「東大英語」のお話をする前に、反意語を英語で書く問題を出題し
ます。全部で10問あります。受験者は8問正解で合格とします。

単語だけで出題されることはないと思いますが、長文の中の設問として「この
反意語を選べ」という形で問題を出されるかもしれません。では早速、チャレ
ンジしてください。

▶《全国通訳案内士》「過去問」を学習した後は「東大英語」にチャレンジ
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次の英単語の反意語を書きなさい。

1. abstract「抽象的な」
2. abscissa「横座標」
3. absolute「絶対的な」
4. antonym「反意語」
5. acute「急性の」
6. addition「足し算」
7. affirmation「肯定」
8. afferent「求心性の」
9. altruism「利他主義」
10. amelioration「改善」
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英語にはboom-and-bust「にわか景気と不景気」、brisk and bleak「活況と
不況」、bearish and bullish「弱気と強気」など、対で憶えておくと便利な
表現がたくさんあります。この機会にしっかりと憶えておきましょう。

では正解です。

▶《全国通訳案内士》「過去問」を学習した後は「東大英語」にチャレンジ
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次の英単語の反意語を書きなさい。

1. abstract「抽象的な」
2. abscissa「横座標」
3. absolute「絶対的な」
4. antonym「反意語」
5. acute「急性の」
6. addition「足し算」
7. affirmation「肯定」
8. afferent「求心性の」
9. altruism「利他主義」
10. amelioration「改善」

【正解】
1. concrete「具体的な」
2. ordinate「縦座標」
3. relative「相対的な」
4. synonym「同意語」
5. chronic「慢性の」
6. subtraction「引き算」
7. negation「否定」
8. efferent「遠心性の」
9. egoism「利己主義」
10. deterioration「悪化」
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お待たせしました。では「東大英語」のお話です。どうして「東大英語」の話
を持ち出したかというと、私自身通訳案内士の国家試験を受ける直前、応用力
をつけるために「東大英語」を学習したからに他ありません。

もちろん全国通訳案内士試験とまったく同じ形式で出題されるわけではありま
せんが、どんな問題が来ても慌てず答える練習をするという意味でも臨機応変
さを鍛えることができました。

私が受験した当時は英語の一次試験免除制度がなかったので、一次の英語試験
は必須でした。試験当日は「東大英語」を学習(復習)したおかげかわかりま
せんが、半分の時間で解答を終えてしまい、残りの時間は手持無沙汰だったこ
とを覚えています(笑)。

余力のある人は、試験1週間前でもやる価値はあると思います。
その効果は、「東大の英語を解いたんだから」という自信です。

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