こんにちは、Frankです。
キャリアアップのために、総合実践英語を身につけましょう。
今回は「常套句」についてお話をします。
英語では[hackneyed expression; pet expression]。an old ployや
cliche(※最後のeの上には、アクサンテギュ[ノ]がつく)
という言い方もあります。
「使い古された決まり文句、定型表現」と訳されたりするので、
「古い英語表現」と捉われがちです。クラスでの私のジョークも
常套句と化しているのですが、生徒さんの私に対する哀れみで、
何とか持ちこたえている状況です^^
会話では、そう頻繁に使われる表現ではありませんが、英語の資格
試験などでは時々出題されます。小説などの文学作品にはよく顔を
出すので、憶えておくと読解に役立つでしょう。
今回は、5つ常套句を取り上げてみました。
それぞれのフレーズの意味を、ちょっと考えてみてください。
1. bite the bullet
2. Cry me a river.
3. at the eleventh hour
4. Been there, done that.
5. Get my drift?
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想像できないですか? 確かに手ごわいですよね。
英語の感覚が身についていると、そう難しくはない
のですが・・・では正解を言いましょう。
1. bite the bullet「歯を食いしばって耐える」
※原義は「弾丸を噛む」、転じて「嫌なことを我慢する」。
2. Cry me a river.「いい加減にしろ」
※原義は「涙で川が出来るほど、大いに泣いてごらんなさい」、
転じて「お涙頂戴の話はやめなさい、いい加減にして」の意味に。
3. at the eleventh hour「土壇場で」
※聖書の《マタイ伝》の「11番目の時間[午後5時を意味する]」から、
転じて「土壇場で、ぎりぎり(間に合って)」の意味に。
4. Been there, done that.「やったことがあるけど、二度とごめんだ」
※これは皮肉っぽい表現で、an assertion that the speaker has personal
experience or knowledge of a particular place or topicを意味します。
5. Get my drift?「分かった?」
※これは、to understand, at least at some basic or general levelを
意味します。Do you catch my drift? とも言います。driftは「趣旨」。
総合的に英語力をアップしたければ、こうした常套句も頭に入れ、
リテラシーを高めておく必要があります。通勤・通学の途上の
ちょっとした空き時間でいいので、ほんの1~2ページでも読書
をしましょう。^^
キャリアアップは日々の努力から。
あなたのキャリアアップを応援します。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。
Frank Yoshida