キャリアアップ講座(29)~ビジネススクールに行かなくても~

こんにちは、Frankです。

最近、「ビジネススクールに通っている」という人を、ちょこちょこ
見かけるようになりました。授業料は会社持ち、もしくは自腹の人も。

まあ、ビジネススクールにすれば、「MBAが学べる」と謳い文句を
掲げれば、資格取得に敏感な日本人はたくさん集まってくれるのです
から、オイシイ“ビジネスモデル”と言えるかもしれません。

でも、どうなんでしょう。高いお金を払って、“MBAビジネス”の
餌食になる。これにはビジネスマンの私も、さすがにクエスチョン
マークを100個ぐらいつけちゃいます。

シリコンバレーで仕事をしていたとき、こんなことがありました。
ある会社の社員が、上司で百戦錬磨の超優秀なビジネス戦士にこう
もちかけたのです。「ビジネススクールに行きたいのですが」。

その上司はこう答えます。「理論武装だけで商売のできない奴は、
俺の部署には要らない」と。言われた社員は、悩みますよね

彼曰く、日常の仕事の中で問題点を探り当て、どうしたらその問題を
解決できるのかを考えろ。目の前の問題から目を逸らし、ビジネス
スクールのきれい事を学んで理論武装をしたところで何になる、と。

実のところこの上司、ハーバードのビジネススクールでMBAを取得
済み。只、ハーバードで学んだことは、「実在する会社のケーススタ
ディーの繰り返しで、(ビジネスで修羅場を経験している彼には)
新鮮味がなかった」ようです。

そう、ビジネススクールに行かなくても、現在、皆さんが勤めている
会社で、いくらでも生きた勉強ができる、ってことです。

「でも、うちの会社は閉鎖的で、保守的で」と不満を持っている人が
いたら、それは自らが仕事環境を変えようとしない受動的な態度で、
そういう人は例えビジネススクールで色々と学んだところで、
受身的知識(passive knowledge)を学ぶだけで、能動的知識
(active knowledge)として活かしていけません。

ビジネススクールに行かなくても、独学で学べる教材があります。
ハーバード大学MBA学生向けに書かれた、米国財務会計の基礎的な
考えが学べる入門書。それが、『アンソニー英文会計の基礎エッセン
シャルズ・オブ・アカウンティング』です。

アマゾンの内容説明にもありますが、会計学の権威ロバート・N・アンソニー
教授により1964年に出版され、以来多くの大学で簿記会計入門書あるいは
MBA事前準備教材として使用されてきた標準テキストです。

自学自習スタイルになっており、会計の基本的概念と会計英語が同時に学習
できる、米国CPAやBATIC対策にも最適の書です。改訂版はSOX法にも
対応しています。

▼ アンソニー英文会計の基礎 エッセンシャルズ・オブ・アカウンティング

アンソニー英文会計の基礎 エッセンシャルズ・オブ・アカウンティング


ほぼ毎年、私のビジネスクラスで使用する『NHK CD BOOK英語で学ぶ
MBAベーシックス』と併せて学習すれば、ビジネススクールで学習する
程度のことは、十分カバーできます。

▼ NHK CD BOOK 英語で学ぶMBAベーシックス 増補改訂版

NHK CD BOOK 英語で学ぶMBAベーシックス 増補改訂版 (NHK CDブック)


ビジネスにとって一番大切なボトム・ライン(Bottom Line)とは、
ビジネスを構築するメンタリティーを持つこと。即ち、知識を行動に
変えることです。今、日本のビジネスマンに一番求められている資質
といえるでしょう。

M&A、グローバル化に拍車がかかる昨今、「英語はできて当たり前」
の時代を迎えています。が、実際、現場を見てみると、アカデミック
な英語を話せる人はたくさんいても、人の心を動かし、ビジネスまで
出来る、ピープルスキルを持った人は少ないようです。

英語でビジネス=マインドを学びたいと思ったら、一度私のスカイプ
レッスンを受講してください。先行予約受付中です。

▼ 無料お試しスカイプレッスンのご案内:>こちら

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。

Frank Yoshida

PS1

今朝もセブンイレブンのSeven Cafeを買いました。
近所のおじさんたちの間でも大人気です。

ドーナツまで売るらしいですね。どんどん戦略を
打ち出すセブンイレブン。かなりの差別化を図っています。

PS2

将来のキャリアパス。思い描いていますか?

あなたの、今の市場価値を見てみませんか。
寝ている間にスカウトメールが・・・


>人気ブログランキングへ
>英語資格五冠奪取!無料メルマガ登録へ