キャリアアップ講座(48)~コーチングのスキルは全員必要?~

こんにちは、Frankです。

「コーチング」が話題になっているのをご存知ですか?
今回は中でも、「ビジネスコーチング」について取り上げようと思います。

「ビジネスコーチング」についてはウィキが的確な定義をしています。

Wiki is quoted as saying that:
“Business coaching” is a type of personal or human resource development.
It provides positive support, feedback and advice to an individual or
group basis to improve their personal effectiveness in the business setting.
Business coaching includes executive coaching, corporate coaching and
leadership coaching.

「ビジネスコーチング」の最終的なゴールは、個人として、会社として
ビジネスを成功させることで、そのために社員に、チームにやる気を
起こさせるための手法と言えるでしょう。

高度成長期には、「黙ってオレについてこい!」「スキルは盗むものだ!」
的なワークスタイルが当たり前だったのですが、最近では従業員に配慮した、
こうした「ビジネスコーチング」をシステム化する会社が増えてきました。

大雑把な言い方ですが、ビジネスパーソンは「マネジメントタイプ」
と「アントゥラプラナー(起業家)タイプ」に分かれます。

私は「アントゥラプラナータイプ」なので、正直なところ、人のマネジ
メントにはあまり興味がありません。人の管理より、自分でどんどん
新しいビジネスを構築している方が楽しいタイプです。

とは言うものの、幸い今迄行ったビジネスコンサルティングでは、
マネジメントシステムの構築や貿易業務の立ち上げでほぼ成功を
収めてきているので、起業家精神(Entrepreneurial spirit)や
管理能力(Managerial capacity)も少しはあるようです。

ところで私がコーチングで気になっているのが、社員全員がコーチ
ングの講座やセミナーを受けさせられている日本の企業の実体です。

今やジェネラリストを育てる時代ではなく、社員ひとりひとりの個性を
尊重し、スペシャリストに育てる時代を迎えています。

誰にでもコーチングのセミナーを受けさせることがフェアではなく、不適性
な人にまでセミナーに参加させることが逆にアンフェアになっています。

日本企業の旧来の「社員全員が」的な慣習が、以前お話した「合成の誤謬」
(fallacy of composition)のような事態を招かないことを祈っています。

2014年度、私のビジネス英語クラスで使用した『入門ビジネス英語ベスト
プラクティス2|NHKラジオ顧客対応とコーチング』は、コーチング
初めての方にはお薦めのテキストです。興味のある方はどうぞ。

入門ビジネス英語ベストプラクティス 2―NHKラジオ 顧客対応とコーチング (NHK CDブック)


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。

Frank Yoshida

PS

キャリアアップ・・・そろそろ考えてみませんか?

▼ 転職は、リクナビNEXT


>人気ブログランキングへ
>英語資格五冠奪取!無料メルマガ登録へ