英検®1級講座(49)~英語脳をつくる~

こんにちは<Frank>です。

今日は英検®1級試験にも役立つ「英語脳の作り方」についてお話を
します。誰もが知りたいノウハウですよね。

内容は本気ですが、若干(いや、かなり)パロディーも入っているの
で、生真面目で中途半端に他人(ひと)にプライドをひけらかす人は
キレちゃう可能性があるので、決して読まないでください。

先ずは巷で騒がれている「英語脳の作り方」ですが、「英語だけの環
境の中にいましょう」とか「英英辞典で英語の意味をとりましょう」
とか英語の多読を勧めているアプローチなんかもありますよね。

これらの方法は、決して間違っているわけではありません。というの
も私自身、これらのことを日々怠ることなく実践しているからです。

そこで、じゃあ皆が皆、同じようにこれをやればいいのかというとそ
うではありません。実は学習者のレベルに応じて英語脳の作り方を変
える必要があるのです。これがポイントです。

所謂、レベルに応じたカスタマイズが大事なのです。読者さんのレベ
ルもまちまちなので、今回は初心者ができる「英語脳の作り方」をご
紹介しようと思います。

勿論、まだ英語脳ができていないと思っている中上級者も、初心に帰
って試してください。

▶「英語脳」の作り方

【警告】
1.必ずステップ通りに行ってください。
2.順番を飛ばしてやると「英語脳」ではなく「英語NO」と英語を拒
  否してしまう危険性があります。
3.下記の指定通り発音をして、万が一、舌を噛んで口の中が血だら
  けになっても、当方は一切責任を負いません。

【手順】
1.学習机の上に辞書をおきます。学習机と辞書については、特に指
  定はありません。
2.その辞書を見て、最初、日本語で「辞書」と発音します。
3.次にその辞書を見て「dictionary」と英語で発音します。
4.5分ほどしてから今度は辞書を見たとき、最初から「dictionary」
  と発音します。
5.次に話す対象によって「辞書」と「dictionary」を使い分けます。
1)奥さんに、「あんた、それ何やのん?」と日本語で訊いてもらい、
  「“辞書”やで~」と日本語で答えます(関西弁でなくてもOKです)。
2)次に外国人女性のポスター(男性のものでもOK)の前に辞書を置
  き、What’s this? と訊かれたと仮定して、It’s a dictionary.
  と英語で答えます(節約のためにポスターにしましたがネイティ
  ブとお話する機会が有る人は、実際に英語で訊いてもらってくだ
  さい)。
6.ここが一番大事です。英英辞典で「dictionary」を調べ、どのよ
  うに説明しているか読み、その定義を声に出して読みます。この
  時、声の大きさは、日常会話の標準とされる60デシベル以内に押
  さえましょう。それ以上になると近所迷惑になる可能性がありま
  す。

因みに、OneLook.Comのdictionaryの定義は:
a book that gives a list of words in alphabetical
order and explains what they meanです。

もう一度言いますがポイントは6.です。兎角、英語学習者は格好を
つけようと、意味の分からない英単語を英英辞典で調べようとします
が、そうではなくて元々日本語の意味が分かっている英単語を英英辞
典で調べ、dictionaryという単語がどのように説明されているのか、
言い換えれば、どのようにパラフレーズ(分かりやすく言い換える)
しているのかをチェックし、声に出して読み上げるのです。

辞書を使った練習が終わったら、母の日にプレゼントするようなカー
ネーションや広島県産冷凍の牡蠣、いかなご新物、お母さんの名前が
入れられるこだわり純米吟醸なんかを使って練習するのもいいでしょ
う。

今回ご紹介した方法はあくまでも入門者を対象にしたものですが、今
後また良い方法が浮かんだらご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

※注意※
上記の方法は、著作権により保護されています。

因みにお薦めの辞書はこちら。私は仕事柄4,5冊辞書を持っていま
すが、英検®1級を目指すなら、Oxford Advanced Learner’s Dictionary
をつぶすぐらい辞書を引きまくってください。初めて見えてくる世界
がそこにあります。

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今日もご一読いただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

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