グローバルコンピテンス養成講座(87)~英検®1級を受験する意味~

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

今日は英検®1級の試験について少しお話をします。

ご存知のように、英検®1級は楽に合格できる試験ではありません。
だからこそ挑戦する価値のある試験と言って間違いありません。

英語のプロとしてやっていくには、避けては通れない資格だという
ことです。「資格」ありきで勉強するのではなく、英検®1級を取得
するぐらいの学習意欲と好奇心がなければ、プロとして継続して食
っていくのは難しくなります。

まあ、入門や初級者レベルの英語を使うことで満足しているならそ
れでいいでしょうが、中級や上級レベルへとステップアップしたい
のであれば、「How to」だけではなく「What to」も大事になってき
ます。所謂、話す中身です。

いつも授業で言っていることですが、英語のための英語の勉強だけを
している人は話す中身がありません。社会経験をたくさんして、価値観
の違った人といっぱい話して自分を磨いていくのです。

気の合った人とばかり話していても、自分は磨かれません。

「これだけは言いたい」。人がそういう強い信念が持てるようになるのは、
壁にぶち当たったとき、逃げないで自分なりに努力して解決してきたから
だと思います。

「英検1級なんてマニアックで意味がない」とか「会社で必要ない」と
言う人がいますが、英検1級が語彙や読解レベルがネイティブレベルで
ある以上、そう言う人は一生、ネイティブレベルに到達できないという
ことです。

また会社での必要性のみを語っている狭量な考えでは、真の意味での英語
の使い手にはなれないでしょう。資格がどうだとか会社がどうだとかじゃ
なくて、自分にとって到達したい英語のレベルはどうなんだ、ということ
です。自分に問いかけてみてください。

ではここで、英検®1級の2次試験に出題されたトピックを取り上げてみます。
スピーチでは、最近のホットなトピックは勿論のこと、10年、20年前のトピ
ックからも出題されることがあります。

ということは、結論から言うと何が出題されるか予想がつかないというのが
現状です。大事なことは、「このトピックが出るか、あのトピックが出るか」
と悩んでいるより、毎日、新聞を読み、論争点を常日頃から整理しておくこ
とが肝要です。

こうした毎日の積み重ねによって知識が蓄積され、試験にも活かされるという
わけです。一朝一夕の付け焼刃でどうにもならないのは、すぐに理解してもら
えると思います。

ホットトピックだけに眼を向けていると大変なことになるので、幅広く好奇心
をもって、知識を深めておいてください。これは1次試験の読解や2次試験の
スピーチにも役立ちます。

参考までに次の5つのトピックを見て、2分間喋り続けられるかどうか、実際
試してみてください。試験では英語で言えないと合格しませんが、それが無理
なら日本語で試してみてください。日本語でも言えなければ話になりませんが。

1. Would I be willing to donate my organs after death?
2. Potential dangers and benefits of genetic engineering
3. How our taxes should be spent
4. Coping with today’s fast-paced society
5. The differences between school education and practical life experience

「もし私が木を切り倒すのに8時間与えられたら、斧を研ぐのに6
時間かけるだろう」とは、エイブラハム・リンカーンの言葉です。

それだけ1つのことを達成するにはしっかりとした準備が必要だろ
うし、場当たり的なことをいくら試しても時間や労力の無駄になっ
てしまうということでしょう。

腰を据えて、じっくりと取り組む。安易な「How to」モノに囚われ
ないで「What to」をじっくり考える。

政治や経済、科学が嫌いと、トピックをえり好みするようでは英検®1級には
到底手が届かないでしょう。そういう人はキレイさっぱり英検®1級を諦め、
入門や初級レベルの英語を使いまわして、「私は英語が話せます」と、ド素人
相手にこれからも自己満足の英語に浸っていることをお勧めします。

If I had eight hours to chop down a tree,
I’d spend six hours sharpening my ax.

英検®1級を受験する前に、心に留めておいてください。

チャレンジしてみませんか、英検®1級は一生の資格です――
Frankのオンライン講座でおまちしています。

最近、腰痛に苦しんでいる生徒さんが多いです。

あまりにもひどいのでネットで解決法を調べたらしく、
そのサイトには、牛乳がいいとのコメントがあり、現在、
牛乳を定期的に摂取しているとのこと。

私も気になって関連の情報を探ってみたところ、
牛乳がいいという科学的な裏づけが見つけられませんでした。

ご存知の方も多いと思いますが、元々、日本人には牛乳に含ま
れる乳糖を分解するラクターゼという乳糖分解酵素が少なく、
お腹のゴロゴロの原因になったり、腸内腐敗を引き起こすよう
です。

私自身も牛乳を飲むとお腹をすぐ壊すので牛乳が飲めなくて
肩身の狭い思いをしたことがありますますが、実はこれは
日本人として普通の反応のようです。

牛乳を飲みすぎると腎臓を圧迫したり腸内腐敗を起こしたりと、
あまりよくないようです。100% Sureではありませんが。

こちらに腰痛の原因と対処法を書いています。ご参考になれば
幸いです。実践腰痛の達人でチェック。

今日もオンラインクイズに答えないと気が落ち着かない方は
こちらでチャレンジなさってください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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