グローバルコンピテンス養成講座(97)~英会話力アップのカギは表現語彙~

こんにちは、Frankです。

英語学習者の殆どが、「読んで意味はわかるけれど、話せない」
というのを聞いたことがありますか?

これは日本の英語教育における文法偏重に起因するところが
大きいのですが、別に文法を勉強するのが悪いのではなく、
バランスの取れた英語学習が大事だということなんです。

短期間に英語を習得したければ、当然、英語の学習時間を
増やす必要があります。お遊び程度に勉強していても急に
ペラペラ話せるようになるわけがありません。

そこでポイントになるのが、「表現語彙」の増強です。

「表現語彙」とはアクティブボキャブラリーと呼ばれるもので、
会話の中で使える語彙のことです。対語は「理解語彙」で、
パッスィブボキャブラリーと呼ばれています。

意味は理解しているけれど使いこなせない語彙がこれで、
「認知用語彙」とも言われています。

今日は、上記の「表現語彙」(アクティブボキャブラリー)を
増やす中核的な方法をお教えします。それは「あたまとりゲーム」
というものです。

しりとりと反対で、単語の最初の一文字を取って、その文字が最後
に来る単語を続けます。例えば、red に続く単語は color、次にpan-
demicのように。

只、この「あたまとりゲーム」はかなり語彙力が必要とされるので、
初心者の人は、頭文字が同じの単語を並べるだけの、極々基礎的な
「あたまとりゲーム」からスタートすることをオススメします。

最初は知っている単語をA,B,C順に書き出し、慣れてきたら
ジャンルごとに分けて、グループ同士で競い合うのもいいかと思
います。

ルールは、辞書を見ないことです。知っている単語をどこまでアウト
プットできるかがカギですね。

A: ammunition(銃弾、弾薬)、army(陸軍)、 artillery(迫撃砲)
B: beneficiary(受益者)、benefit(恩恵)、benign(親切な、良性の)
C: catastrophe(大惨事)、culprit(問題の原因)、censorship(検閲)

「読むだけ」とか「教えてもらう」とか、そんな受身的な学習ばかりやら
ないで、自分から発信していく語彙の学習が、引いては英会話力アップに
繋がることを忘れないようにしましょう。

上記のように整理するクセをつけておくと、例えば英検1級や通訳案内士
の2次面接試験といった資格試験は元よりプレゼンテーションやスピーチ
でも効果を発揮します。

こうして発信型語彙の引き出しを増やすのです。

今日から始めてください「あたまとりゲーム」。1年後、使えるアクティ
ブボキャブラリーの数がどれだけ増えているか、楽しみになりますよ。

今日もオンラインクイズに答えないと気が落ち着かない方はこちら
チャレンジなさってください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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