国際人養成講座(24)~Frankに彼女ができた!?~

こんにちは、Frankです。

先週、私の生徒さんが挨拶もそこそこに、こう尋ねました。
「(Frank)先生。彼女ができたんですか?」

「え!?」と私が驚いたのもつかの間、「だって先生、足元・・・」と、
私が履いていた靴と靴下を指差していました。

まあシングルファーザーですから、法的にも道義的にも、女性と付き合
おうが全く問題はないわけですが、足元が変わるだけで人の印象がそん
なに変わるものかと、改めて驚いた次第です。

正直、「実は彼女が・・・」と言いたいですよ。でも読者の皆さんなら
ご存知だと思いますが、私のような個性の強い男性を相手にしてくれる
女性は、残念ながらどこを探してもいません orz

で、生徒さんに指摘された靴と靴下ですが、実は私の娘から父の日にプ
レゼントされたもので、自分が買ったもの以上にとっても大切に履いて
います。娘がいるお父さんならこの幸福感はお分かりいただけると思い
ます。

さらに嬉しいことに愛娘からのプレゼントと相まって、今まで信念を持
ってやってきた私のビジネスが、少しずつカタチになってきたのです。
私の愛娘は幸運を誘う天使なんです。

ところで松本清張の短編小説に山岳ミステリーの先駆けを成した『遭難』
という作品があります。有名な話ですが、この『遭難』の発想の原点が、
「山男には悪人はいない」という通説に対する疑問にあったようです。

彼はエッセイ「『黒い画集』を終えて」で、こう語っています――

「私は登山家にいろいろと訊いた。すると多くの登山家はこう答えた。
“岳人には悪人はいない”と。崇高な言葉である。しかし・・・」と続き、
「格言めいた言葉は公式としては通用するが、個々の人間の場合には必
ずしもそうではあるまい(悪い登山家もいるだろう)」と。

公式的な言葉ほど観念的に危険なものはない、と結論づけています。

清張とは例えが違うにせよ、私が今手がけているビジネスも、通説に対
する疑問、アンチテーゼがスタートになっています。「ビジネスの鉄則
はこれだ」如きの通説への挑戦といっていいかもしれません。

4歳年上の兄によく言われます。「オマエは馬鹿だ。商社マンを続けて
いれば安定した生活が送れたのになんでまたゼロから仕事を始める」と。

確かに兄が言うように、私は「安定を嫌う」バカかもしれません。でも
それが、私のエネルギーになっています。「安定」は私の辞書では「後
退」なのです。

だから「安定」を好む女性は、私の周りにいないのだと思います。

愛娘からもらったプレゼントは他の女性に格好つけるためのものじゃな
く、家族の絆の証であり、ビジネスを通して新たに生まれた自尊心への
愛娘からのご褒美なのかもしれません。

松本清張映画化作品集<3>遭難(双葉文庫)――

松本清張映画化作品集〈3〉遭難 (双葉文庫)


私の姉妹ブログ[実践文学の達人]では、清張の『共犯者』も取り上げ
ています。よかったらご一読を。

『共犯者』に関する私のレビューはこちらです。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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