国際人養成講座(28)~初対面と思わせないラポートトーク~

こんにちは、Frankです。

今まで商社マン、コンサルタントとして、数え切れないぐらいの人と会
ってきました。今でも当時の会話が頭に浮かぶぐらい印象深かったこん
なバイヤーが海外にいました――

・朝9時のアポイントに、正午過ぎに現れた人
・会うなり酒の匂いがプーンと漂っていた人
・「出て行ってくれ!」と目の前で私の名刺を破った人
・商品より日本事情に興味を持っていた人
・即決で買うと言ったのに、全く支払う意思がなかった人
・セクシーな秘書を膝に座らせたまま応対した社長さん

等々、まるでドラマを見ているような出会いがたくさんありました。

日本人ビジネスマンは、兎角「ビジネスの話に早く入りすぎ」とよく言
われます。外国の場合、「まあ、そんな固い挨拶は抜きだ」と、初対面
でもカジュアルに話す傾向が。

国際人として世界を股に架けるビジネスパーソンになるには、やはりこ
のラポートトークが重要な鍵を握っています。ラポートトークとは相手
のことを考えて話す話し方で、人間関係や信頼関係の構築になくてはな
らないもの。

事実や要件をすぐに伝えるインフォメーショントークと対比され、前者
は女性が、後者は男性が得意とするところとも言われています。

ここでラポートトークを成功させるためのヒントを書いておきます――

1)I’m sorry.を多用しない
  謝罪をしなくてもいいときに、日本流に「すみませんが・・・」を
  I’m sorry.と訳してしまうと、卑屈に聞こえます。

2)ファーストネームには Mr.や Ms. は使わない
  例えばMr. Frankと言うと、雇われている人が使用人(Frank)に話 
  しかけているように聞こえます。

3)多少大袈裟でも褒め言葉を言う
  「口がうまい」と否定的に捉える必要はありません。「素敵な会社
  ですね」など、気持ちを込めて褒めることを心がけます。

4)逸話(anecdote)などを話してリラックスする
  「タクシー代金を払うときに、間違ってレストランの領収書を渡し
  てしまいました」など、少し笑える話がいいですね。

5)カジュアルとフォーマルのケジメをつける
  いつまでもだらだらとスモールトークを続けるのではなく、OK, let
  me get down to business.とケジメをつけることも大事です。

上記の5点は最低ラインとして覚えておいてください。

初対面の相手が I’m more comfortable going on a first-name basis.(ファ
ーストネームで呼び合う方が楽です)と言ったら、Well, in Japan, we put
–san after our friend’s name. Can I call you John-san?(日本では友人の名
前の後に「さん」をつけます。ジョンさんと呼んでもいいですか?)と
応答するのもいいでしょう。

ブロークンの英語でも笑顔でお話をすれば、誠意が伝わります。
商品を売る前に、「あなた」を知ってもらってください。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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