国際人養成講座(38)~あわや命を落とすところだった中米ホンジュラスのサン・ペドロ・スーラ~

こんにちは、Frankです。

世界一の殺人発生率を誇る中米ホンジュラスのサン・ペドロ・スーラ。
今日は商社マン時代、その最も危険な街に出張に行ったときのお話を
しましょう。

首都のテグシガルパに近いトンコンティン空港からは国内線でサン・
ペドロ・スーラまで約1時間だったと思います。

入国管理で厳しい持ち物検査を受けたあと、タクシーでダウンタウン
へ。閑散とした街並みでしたが、何故か私を見る人々の目が鋭い。

宿泊先のホテルにチェックインした後、早速、事件が起きました――。

荷物を部屋まで運んでくれたポーターの少年が、私のチップを受け取
り部屋を出る。中南米課の先輩から事前にこの国の治安の悪さを聞い
ていたので、この部屋の安全を確かめるためシャワールーム、トイレ
に人影がないかを確認。更に道路に面した窓の開閉、旋錠をチェック。
それからドアのロックとチェーンと、念には念を入れました。

「フーッ」と一息つき、徐に煙草に火を点ける、と「うん?」何故か
クーラーとアウトレットを繋いでいるケーブルが気になり、咥え煙草
でクーラーに触れたときでした――。

ビリ、ビリ、ビリ——!!

瞬く間に右腕が痺れ、体中に電気が。何か焦げ臭いにおい。感電だ!
頭が空っぽになり、気がつくと傍らのベッドに横たわっていました。

もし容赦なく電気が心臓を通っていたら、感電死していたかもしれま
せん。声も出せない経験は、これが初めてでした。

危険だとは聞いていたが、まさか犯罪に遭遇する前に感電するとは。
南米ガイアナで襲われ死を意識したときとは別の自己防衛の必要性を
強く感じた一幕でした。

危険と隣り合わせの商社マン。いつなんどき・・・そんな覚悟ができ
ていないと務まらないのが、国際人なのかもしれませんね。

ところで世界中の危険な街を取り上げたこちらの一冊。ホンジュラス
のサン・ペドロ・スーラを始め、南アフリカのヨハネスブルグ、ジン
バブエのハラレ、メキシコの麻薬戦争の地など、私が商社マン時代に
訪れた殆どの場所をカバーしています。

会社も社員をそんなところによく行かせたものだと、今さらながら苦
笑せざるを得ません。社員は expendable(使い捨て、消耗品)なんで
すかね。

世界中の「危険な街」に行ってきました――

まあ、観光地巡りのダルい旅行よりスリリングで楽しいですけど。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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