英語学習の心得(43)~あなたのDNAは?~

こんにちは、Frankです。

人には、叶わないと分かっていても、会ってみたい人がいるものです。

――If you could go back in history, who would you like to meet?

歴史を遡れるとしたら、誰に会ってみたいですか? 以前、大変お世
話になった方にですか? 私の場合は、即答です。

――I would like to meet my grandfather on the mother’s side when he
  was probably about 40 to 50 years old.(母方の祖父に会ってみた
  い。それも40歳から50歳頃の)

海軍の士官だった祖父は破天荒な性格で、帰宅すると家で大酒を飲み
暴れ、祖母が殴られるのも日常茶飯事だったとか。

娘婿にあたる私の父は真面目な性格でしたので、そんな祖父のことを
訝しく思っていたに違いありません。

私が幼稚園児の頃だったでしょうか、ある日祖父が娘である私の母に
会いにきたことがありました。家には父を含め家族全員がいたので、
恐らくその日は日曜日だったと思います。

「お~、来たぞ!」

低いドスのきいた声が家中に響き渡りました。その時です、父の後ろ
で立っていた私が目にしたのは、瞬時に背筋をピンと伸ばした父の姿
でした。

「破天荒」の「天荒」は、元々未開の荒れ地の意味で、「破天荒」は
唐の時代、中国の官吏登用試験で合格者が1名も出なかった荊州が人
々から「天荒」といわれていた。その後、劉蛻(りゅうぜい)が初め
て官吏登用試験に合格し「天荒を破った」という故事に由来していま
す。

本来の意味は「だれも成し得なかったことをすること」で、「豪快で
大胆な様子」の意味で使うのは誤用になるわけです。

さて祖父の、破天荒の破天荒たる所以を、当時、幼稚園児なりに肌で
感じた私でしたが、今祖父が生きていたら、本来の意味の「誰にも成
し得なかったことをやる」。祖父はそんなメッセージを私に叩き込ん
でくれることでしょう。

豪快な祖父は私の肩に手をかけ、こう言いそうです。

――50から男は言葉はいらん。存在が全てを語ってくれる。

守りに入る50ではなく、攻める50であれ、と。私のDNAは、そんな
祖父の魂を引き継いでいるのかもしれません。

何故なら私の信念が、心の底から自然発露的に湧き出たものだったか
らです。その信念とは

――Be daring, be first, be different.(破天荒でいい、最初にやれ、
  他人と違うことを恐れるな)

日本の経営者もさることながら、コンプライアンス化し、サラリーマ
ン化し、女々しくなった最近の政治家を見ていると辟易してしまいま
す。

破天荒から遠ざかる日本――残念でなりません。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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