英語学習の心得(40)~カメレオンになれますか?~

こんにちは、Frankです。

ここ最近、外資系企業(foreign capital company)で働く生徒さんが
めっきり増えました。M&Aで否応なく外資系になった会社も多いで
すからね。

今回はこうした外資系企業へ転職しようと考えている人のために面接
で好印象を与えるためのポジティブな表現をあなたに伝授します。

その前に「英語を学ぶ」ということは単に難しい単語や表現を憶える
ことではなく、メンタリティー、即ち「精神構造」や「気質」も学ぶ
ことだということを頭に入れておいてください。

これは何も日本人が持っている素晴らしい「おもてなし」や「思い遣
り」の精神を否定するものではなく、英語という言語の特性と利点を
最大限に活かすということです。

そこで英語面接を例に考えてみましょう。

【質問】
What are your strengths and weaknesses?
(あなたの強みと弱みは?)

この質問に対して弱みを伝える場合、どのように答えればいいでしょ
うか。誰しも弱みは言いたくないですからね。日本人なら正直に、

――My weakness is a lack of experience in marketing.

と答えそうです。

が、これだと「マーケティングの経験不足が、私にはどうしようもな
い弱点なんです」と言っているようで面接官のウケは悪そうです。

私は “正直が悪い” と言うつもりはありません。只、物は言いようで、
印象がガラッと変わる、と言いたいのです。

ではこの返事はどうでしょう――

――I can benefit from further experience in marketing.(今後、マー
  ケティングでの経験から色々と学び、仕事に活かしていけるもの
  と思います)

これは詭弁ではなく、それだけ学べる余地があるとポジティブさを強
調していると言えます。固定観念を持っている偏屈な人より柔軟性の
ある人の方が、会社に生産性をもたらしますよね。

外資系企業では特に「自分はOOがしたい」と、マニュアルにない答
えをはっきりと主張できる人を必要としています。

can benefit from は「~から恩恵を受けることができる」。

全ての経験を糧にする貪欲さと粘り強さが、外資系企業での成否を左
右するといっても過言ではありません。

で、表題の「カメレオン」。環境によって保護色を変えることができ
るそうで、ある意味、企業戦士のコンピテンシーともとれます。柔軟
性や粘り強さ等、学べることも多そうです。

只、カメレオン科同士の抗争は、殆ど動くことなく体色をめまぐるし
く変化させることで知られ、敗北した個体は地味な色に変わることで
敗北宣言をするそうです。

人間界の内部抗争じゃないですが、地味な人間になってラボードカメ
レオンのように4か月ほどの寿命にならないように注意しましょうね。

※chameleon [kəmíːljən]「カメレオン」。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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