英語学習の心得(48)~常識=非常識?~

こんにちは、Frankです。

「常識」という言葉を発すると、殆どの人は「一般常識」を想像しま
す。私も例外ではありません。

只、私の場合「常識」(common sense)という言葉より「一般常識」
特に英語の accepted wisdom という言葉の方が好きなので「常識」の
ニュアンスを伝えたい場合は好んで accepted wisdom を使うようにし
ています。

さてこの「一般常識」。就活の時の入社試験を除けば、英語の資格試
験では年一回夏に実施される全国通訳案内士国家試験の一次試験項目
に含まれています。

願書の受付が5月中旬から6月初旬と早いこともあり申込みを忘れて
しまう人がけっこういるので、要注意の試験です。

私が受験した時は、一次・二次・三次と三回試験をクリアしないとい
けなかったので大変でした。合格率も5%以下で超難関でした。一般
常識の試験もあり、何が出題されるのか分からず、新聞や雑誌を読み
まくった記憶があります。

一般常識問題の対策としては、日頃から新聞や関連の雑誌を読んで知
識を深めておくこと。嫌いなジャンルを減らし浅く広く知識を身につ
けておくことが大事でした。

そう言えば、1950年にノーベル文学賞を受賞したバートランド・ラッ
セルが、こんなことを言っていました。

――常識外れの思想を持つことを恐れてはいけない。今日の常識のほ
  とんどは、元々常識外れの思想から生まれているのだから。

常識を知っておかないと、全国通訳案内士試験で[一般常識]をクリ
アできない。でも一方、試験に合格してから常識に囚われていると、
観光客を相手にする全国通訳案内士(ガイド)としての差別化ができ
ず one of them で終わってしまうのが落ちです。

全国通訳案内士試験で[一般常識]問題に合格する意味というのは、
一般常識をひけらかす “馬鹿な人間” になるのではなく、自分や社会を
精神的に豊かにできる、常識に囚われない“常識外れの思想”を持ち続
けることだと私は思っています。

ラッセル卿の名言にある通り、常識が常識であり続けることはなく、
非常識の思想がまた生まれ、また常識へと変化していく――合格した
からそれで終わりではない点を、肝に銘じていただきたいと思います。
破天荒でいようじゃありませんか。

学生時代、恋人の誕生日に、原稿用紙50枚ほどのエッセイをプレゼン
トしたことがあります。彼女への想いを綴った、確か人生論だったと
記憶しています。

参考にしたのがバートランド・ラッセルの名言集。今は廃版になって
しまいましたが、私の人生の骨格を作ってくれた書物です。類似の書
籍が発売されています。興味のある方はどうぞ。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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