こんにちは、Frankです。
今回は「和製英語」についてお話をしましょう。「和製英語」という
と Japanese-English word もしくは Japanglish。
日本のメディアでも多用されているため「和製英語」=「英語」だと
勘違いしている人も多いようです。ここでしっかりと「和製英語」と
「英語」を区別しておきましょう。
ではここで問題です。次の5つのカタカナ語のうち、和製英語でない
ものはどれでしょう。
1.アルバイト
2.ウォーミングアップ
3.オーブントースター
4.プレイングマネージャー
5.ガードマン
しばらく考えてみてください.
如何でしたか?
では解説しましょう。
>1.アルバイト:
これはドイツ語の Arbeit(英語の work )から来た言葉で英語では
ありません。英語は[part-time job]です。
>2.ウォーミングアップ:
英語は名詞では[warm-up]、動詞では[warm up]になり -ing が
ついたものは和製英語です。
>3.オーブントースター:
英語は[toaster oven]と言います。
オーブントースターは意味不明になります。
>4.プレイングマネージャー:
これについては、ビジネス英語クラスの生徒さんからもご質問をいた
だきました。これは和製英語ではなく列記とした英語です。従って、
これが正解です。
その生徒さんの話によると「ネイティブ(カナダ人)のフリータイム
レッスンを受けたときに会話の中で “プレイングマネージャー” を使う
と、『それは英語ではない』と言われた」とか。
playing manager は英語で「選手兼監督」を意味します。昔、アメリ
カの野球のマイナーリーグで「選手兼監督」をやっていた人がいたよ
うで、その頃の新聞記事には[playing manager]という英語が列記
として残っているようです。
アメリカ人でも今の若いネイティブには聞きなれない言葉だと思いま
すし、ましてや先ほどの生徒さんが言っていたカナダ人なら、尚更わ
からないかもしれません。
只、そのネイティブですが「英語では言わない」というより「カナダ
人で20代の女性の私は言わない」と言うべきだったとは思いますが。
a player-manager を使えば問題はなかったでしょう。
>5.ガードマン
これも和製英語です。英語では[guard]や[security guard]と言い
ます。
英語も時代と共に変遷します。「これが絶対に正しい」とか「それは
間違い」だとか断言できないのですが、誤解を避けるにはその時代時
代に応じた英語を使う工夫が必要ですね。
「この英語、大丈夫かな?」と不安になったら、パラフレーズするよ
うにしてください。知っている、知らないよりもっと大切なことは、
聞き手に対する配慮なわけですから。
古代ギリシャでは人間の身体を小宇宙(ミクロコスモス)に見立て、
大宇宙(マクロコスモス)に対応しているとする<照応理論>があり
ました。ルネサンスではこれが流行ります。
知者の精神は宇宙のように広大で、小宇宙であるとともに大宇宙であ
る。堕落するのも自由、向上するのも自由、運命は自分で作っていく
ものだと。
――When the going gets tough, the tough get going.
(状況がタフになると、タフな者が道を切り開く)
今、私の心の中にある小宇宙が、大宇宙へと羽ばたこうとし
ています。タフを求めている自分がいるからなのでしょう。
英語の資格試験に落ちたとかTOEIC®のスコアが中々伸びないとか、
色々と悩みがあると思いますが、タフでないと道は開かれません。
今やっている努力の二倍、これからやってみてくださ
い。それでも伸びなかったら、一度相談にのりますよ。
オンラインクイズに答えないと気が落ち着かない方は、こちらでチャ
レンジなさってください。5分間の学習が、あなたの未来を変えます。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)
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