国際人養成講座(72)~グーグル10の黄金律1:委員会による採用~

こんにちは、Frankです。

いよいよ今日から、グーグル10の黄金律をベースにした新しい講座を
始めます。グローバルに活躍したいビジネスパーソンにとって米国の
多国籍企業であるグーグルの仕事術は、どうしても外せない内容だと
思います。

10の黄金律すべてを読み終わった後、「私はそうは思わない」でも構
わないです。只、この講座を叩き台にしてあなた自身の規範を構築す
ことを忘れないでください。

今日は「グーグル10の黄金律」(Google’s 10 Golden Rules)の第1回
目になります。

第1の黄金律:採用は委員会によって行う(Hire by committee)

今回参考にさせていただいている書籍(※後述)には、グーグル
の面接を受ける者は、最低6人の面接官と話をする、とあります。

管理職をはじめ配属先として見込まれる部署からも面接官が応対し採
用面談する。一人の独断や主観ではない、会社全体にプラスになる選
考といっていいでしょう。

ポイントは管理者プラス配属先の部署で働く上司や同僚です。

ここで敢えて「ポイント」だと言った理由は、実は私には苦い経験が
あるからです。それは私が貿易主任として表面実装技術関連機器の海
外販売に従事していたときのことです。

海外出張が増えそうな時期だったので、新規に女性スタッフを採用す
ることにしました。書類選考の後、6、7名に絞り、社長と私で面接
をすることに。

一人20分から30分の面接時間を設け、全員の面接が終わった後、私が
選んだ女性は大人しいけれど質問の受け答えから実務の能力に優れて
いると思しきAさんでした。

ところが社長が選んだ女性は、ハキハキして見栄えはいいものの、私
と波長が合わないBさんでした。Bさんと仕事をすればトラブルにな
るのは経験上わかっていたので外したのですが、Bさんの口振りに翻
弄された社長は「吉田君、大丈夫。何かあったら私が面倒見るから」
とBさんの採用を決めたのです。

私にとっては半ばコンサルティングのつもりで受けた仕事。商社マン
時代の元上司からの懇願もあったので、無碍に社長の意向を無視する
わけにはいかず、取り敢えずやってみることにしたのでした。

それから半年が経った頃だったと思います。私が予想した通り、彼女
の本性が出てきたのです。「この仕事はイヤです」「こんな仕事に意
味があるんですか!?」など言いたい放題。とどのつまり、すべて私を
悪者にして辞めてしまう始末。

気まずくなった社長は、一連の貿易業務や海外出張の決定権をすべて
私に一任。サポートスタッフには不足があったものの、海外での実績
を増やした私は「もう十分だ」。その1年後、その会社との契約を破
棄し、コンサルティング業務を終えました。

やはり現場の人間が効率よく生産的に仕事ができるのがベストなわけ
で、そのためには「感じの良い人」以上に、相性がいい(have good
chemistry)人を選ぶことが大事です。

新規採用は管理者や人事任せではなく、あくまでも現場志向であるべ
きだということを頭に叩き込んでおいてください。

今回の講座で参考にさせていただいた書籍『テーマ別英単語|ACA-
DEMIC|上級|人文・社会科学編』は、私のビジネス英語クラスのト
ップレベルに当たるレベル1クラスの指定教材として使っていました。

経営者のみならず中間管理職の社員にとっても大変勉強になる教材で
す。固定概念に縛られないためにも。

テーマ別英単語|ACADEMIC|上級|人文・社会科学編――

今日もオンラインクイズに答えないと気が落ち着かない方は、こちら
でチャレンジなさってください。5分間の学習が、あなたの未来を変
えます。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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