英語学習の心得(53)~貿易風を帆にとらえよ~

こんにちは、Frankです。

今回は「社員旅行」についてお話をします。先ずは次の文章を声に出
して読み、憶えちゃってください。これぐらい英語で言えないとね。

――Every year his company sponsors an all-paid company trip for its
  employees as a gesture of appreciation.(毎年、彼の会社は社員
  を労うために社員旅行を行う)

憶えました? さすが記憶力抜群ですね。では質問です。
「社員旅行は楽しいと思いますか?」

こう質問すると、社員旅行がある会社の方は大概こう答えます。

「土日をつぶされる社員旅行なんていやだ」
「行きたくもない社員旅行に、給料から積立金が天引きされて最悪!」
「休みの日まで上司の顔を見たくない」

などなど。最近は行きたくない人が殆どなんですね。

夜はお決まりの宴会でパフォーマンス。半強制的にお局様の愚痴を聞
かされるは、煙だらけの部屋で麻雀三昧ときたら、そりゃあ確かに参
加したくなくなります。

社員の「労い」のはずが、いつの間にか「毛嫌い」されている現状は、
如何なものでしょうか。

私が勤めていた商社でも、毎年1回社員旅行がありました。バスの車
内はもちろん、宿泊先の宴会場でもお決まりのドンチャン騒ぎでした。

大学のクラブの飲み会のときもそうでしたが、お酒を注いで回るのが
嫌いな私は、いつもドカッと座っているだけ。社員旅行でも同じ習性
が出てよく叱られました。

「吉田。オマエ、上司に酒を注がなあかんぞ!」

先輩や上司を敬う意味でも注いだ方がいいのは分かっていたのですが、
どうも腰が重たかった。

ところが2、3年もそんな態度をとっていると、先輩や上司が私のと
ころに来てお酒を注ぐようになりました。

私の行動は決して褒められたものではありません。そうかと言って、
「ブレない自分作り」という大義名分を持っていたわけでもありませ
ん。

まあ今思い起こせば、上司にとって私はイヤな社員だったでしょうね。
「当時は偉そうで、すみませんでした」。今更、謝っても遅いか。

私にとって社員旅行は、上司のふざけた側面や社内の力関係を知る、
いい社会勉強でした。次期社長は誰になるのか、部長は降格か・・・
そのあたりの人間観察は実に楽しかったです。

年1回ぐらい、お馬鹿になってもいいじゃないですか。会社でヘッド
ウィンド(向かい風)に苦労している人は、新しい上司の弱点を発見
しテイルウィンド(追い風)に変える良いチャンス
になるかも。

詠み人知らずの名言です。

――Catch trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.(貿易
  風を帆にとらえよ。探検せよ。夢を見よ。発見せよ)

物事に逆らうのも人生、受け容れるのも人生。
人生にクリアなナビゲーションなんてありません。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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