使えるビジネス英語講座(49)~海外出張で役立つビジネス英語49:鬼籍に入る~

こんにちは、Frankです。

今日は「海外出張で役立つビジネス英語」の第49回目。
<鬼籍に入る>をテーマにした問題です。

最近の日本人を見て思うのは、私の若かりし頃と比べて英語が堪能な
人は増えたけど、日本語に対する感受性が貧しくなったような気がし
ます。

会社の目上の人や学校の先生に対する言葉遣いが、どういうわけかタ
メ語になり、上下関係がなくなって友達感覚になってしまった感じで
す。

私の小学校や中学校の時代なら、タメ語なんか使おうものなら思いっ
きり先生からぶん殴られたものです。これは確実に親がいけません。

今は自分の子供が間違っていても先生を責める馬鹿なモンスターピア
レンツが増えた
ために、悪循環になっています。

最近では大学の入学式に親が出席するそうで、これには流石に笑いま
した。
これって、子離れができていない親のエゴでしょう。普通子供
なら、「格好悪いから来ないで!」って言うでしょうに。

さて表題の「鬼籍」。意味を知っていますか?

「鬼籍」とは、死んだ人の名や死亡年月日を書き記す帳面のことで、
「鬼籍に入(い)る」とは「死亡する」ことなんです。基本は過去形
「鬼籍に入った」のように使います。

このように日本語でも「死亡する」を表すのに、色んな表現があるこ
とを知っておいた方がいいでしょう。というのも英語でも、そうした
表現のバリエーションがあるからです。

今回は、こうした婉曲表現の中でもビジネス関連のものを取り上げま
した。「倒産した」(死ぬ)という意味になるように、正しい語句を
選択してください。ではチャレンジしましょう。

■ 海外出張で役立つビジネス英語49:鬼籍に入る
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The ad agency [(A) bottomed out (B) hit it up (C) knocked it off
(D) went belly up].

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【参考】Frank のオンラインクイズ ¡Millones!:>こちら

「鬼籍に入る」は英語では、join [go over to] the majority と表現でき
ます。生きている人以上に亡くなった人が majority だからでしょう。

では正解をチェックしましょう。

■ 海外出張で役立つビジネス英語49:鬼籍に入る
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The ad agency [(A) bottomed out (B) hit it up (C) knocked it off
(D) went belly up].

【正解】(D) went belly up
【解説】文意は、「その広告代理店が倒産した」。bottom out は
「(値段・相場などが)底をつく」、hit it up は「しっかり働く、
楽しく過ごす」、knock it offは不快なものに対して通例命令文で
「やめろ」。従って「倒産する」を意味する[(D) went belly up]
が正解
です。語源は、魚が白い腹を見せて死ぬことから。

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【参考】Frank のオンラインクイズ ¡Millones!:>こちら

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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