英検1級講座(11)~感動と挑戦~

こんにちは、Frankです。


英語を教え始めて早23年目になります。


今まで何百人、何千人と英語を教えてきて思ったことは、「英語が伸びる人には、
豊かな感受性がある」。裏返せば、「豊かな感受性(great sensitivity)」が無い
人は他人への共感ができず、今自分が持っている語彙の中で全ての会話を片付け
ようとする、ということです。


これは何も「感受性が豊かでない人は、英語力を伸ばすのは無理」と言っている
のではなく、磨けば感受性は豊かになるので、諦めずに是非磨いてください、と
言いたいのです。


自分の殻に閉じこもってばかりいたら楽だけれど刺激がありません。・・・英語に
Can-Do Attitudeという言葉があります。「できますか?」と訊かれたら、先ず
「できます」と言ってしまえ。それから一生懸命やれるところまで頑張って、
できるようになった自分を披露すればいい。


もちろん、未完成なところもあるでしょう、失敗もするでしょう。到達できない
自分に苛立ちを覚えたり、他人を羨ましいと嫉妬したりもするでしょう。


でもそうした感情の揺さぶりが次ぎへのエネルギーになるのです。リアルに経験
できない人は、小説を読んだり映画鑑賞をしたりして疑似体験ができる筈です。


そうして感性を磨き、言葉に対してもっと思い遣りを持つようにしてください。
ここで、私が常日頃言っている格言を思い出しましょう。


Language reflects the sensitivity of people.


人間は感動することで胸に高鳴りを覚え、それが動機となって、何か新しいことに
挑戦するようになる。ぬるま湯に浸かっていたら駄目です。出ると風邪を引きそう
だからと出ないでいると、いつまでもぬるま湯から出られなくなってしまいます。


私が「英検1級講座」で方法論より精神論を重視する理由は、方法論を教えた
ところで、教えられた人がそれをやらなかったら、一方通行で終わってしまうから。


ところが私の精神論に呼応し共感できた人は、自分で考えて行動できるように
なり、独り立ちできるようになります。


「魚を食べたい」と言っている人に、魚をタダであげるのか、魚の釣り方を
教えてあげるのか、それともどんな環境でも魚が釣れる精神力を鍛えてあげる
のか。


どれが一番その人にとっていいのか、人それぞれ考えがあると思いますが、
最後は自分ひとりで生きていくための精神力と術を教えてあげるのが教育
だと私は思っています。


「感動するから挑戦しなさい」と言うのは簡単ですが、私が傍に
いなくなったら挑戦しなくなるようでは、教育の意味がありません。


Everything had a name and each name gave birth to a new thought.


全てのものには名前がある。そしてその名前のひとつひとつが新しい
世界を開いてくれたのだった――ヘレン・ケラーの言葉です。


日頃、仕事や日常の生活で多忙を極め、中々新たな挑戦ができないあなたでも、
バーチャルに感受性を磨く術がここにあります。


「感動する英語!」と「挑戦する英語!」があなたの感性を磨いてくれる筈です。


文藝春秋が発行しているこの二冊。数年前、私の<実践英語の達人>クラスで
使っていました。無味乾燥ではない、心を揺さぶる本物の英語。敢えて言うなら、
英検1級の英単語を憶える以上に大切な学びがここにあります。


この二冊を学習することによって、英検1級の学習に、より拍車がかかることでしょう。
是非手にとってください・・・あなたの英語学習に対する考え方や感受性がより高い
レベルへとアップするはずです。


「感動する英語!」と「挑戦する英語!」――英検1級受験前に手にとって学習
していただきたい、私、Frank Yoshidaお薦めの二冊です。

>感動する英語!


>挑戦する英語!

※在庫切れの場合は、ご容赦願います。


ということで、<英検1級講座|50日間トレーニング>の11日目
になる今回は、「感動と挑戦」がテーマ。ヘレン・ケラーの自伝から。


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┃☆┃英検1級講座(11)~感動と挑戦~
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1:
Earlier in the day we had had a [(A) shell out (B) tussle over (C) scoff at
(D) tick off] the words “m-u-g” and “w-a-t-e-r.”

2:
As the cool stream [(A) gushed over (B) glossed over (C) basked in (D)
balked at] one hand she spelled into the other the word ‘water,” first
slowly, then rapidly.

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【出典】「感動する英語!」~The Story of My Life~:>こちら


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上記の文章は、ヘレン・ケラーが言葉というものを獲得するまでの苦闘を
自伝に記したものです。他の人だったら当たり前にできることが、彼女には
できない。だからその感性たるや凄まじいものがあります。


豊かなる感性。それは甘やかした自分からは決して生まれません。


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┃☆┃英検1級講座(11)~正解と解説~
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1:
Earlier in the day we had had a [(A) shell out (B) tussle over (C) scoff at
(D) tick off] the words “m-u-g” and “w-a-t-e-r.”

【正解】(B) tussle over
【解説】文意は、「その日、もうひとしきり私たちはm-u-g(湯のみ)と
w-a-t-e-r(水)という言葉をめぐって激しく格闘したあとでした」。
have a tussle overで「~をめぐって苦闘する」です。あとは動詞句で、
shell outが「(大金を)支払う」、scoff atが「~をばかにする」、
tick offが「(人を)叱る」。

2:
As the cool stream [(A) gushed over (B) glossed over (C) basked in (D)
balked at] one hand she spelled into the other the word ‘water,” first
slowly, then rapidly.

【正解】(A) gushed over
【解説】文意は、「冷たくほとばしる水を片手に受けている間、(サリバン)
先生はもう片方の手の中に、水という語をつづりました。初めはゆっくり、
そして次には素早く」。gush overは「~の上をほとばしる」です。
gloss overは「うまく取り繕う」、bask inは「~に浴する」、
balk atは「~にしり込みする」。

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【出典】「感動する英語!」~The Story of My Life~:>こちら


如何でしたか? 全てが勉強です。英検1級の参考書や問題集に満足せず、
貪欲なまでに英語に触れてください。読み耽って時間を忘れるようになっ
たら本物です。


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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の投稿をどうぞお楽しみに。


Frank Yoshida


PS
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