こんにちは<Frank>です。
この記事は、合格新基準導入前の合格点について言及しているので、
お間違えの無いようにお願いします。新基準については英検公式サ
イトをご覧ください。
個人的に、新基準になる前の評価の方が好きだったので、以前の評価
基準を述べます。英検®1級の合格レベルは正答率が約70%、点数にし
て78点から81点辺りでした。以前は満点が113点でした。
配点別に見てみると、
[語彙]17~18点/25点
[読解]21~23点/26点
[エッセイ]18~19点/28点
[リスニング]26~29点/34点
【注】左は合格者平均点、右は配点。満点は113点でした。
上の表の配点に対する合格者平均点を見てもらえればわかりますが、
[読解]と[リスニング]の平均点が、他の項目に比べて高くなって
います。
これは長文を読む力と発話内容を聴解する力をつけることが肝心で、
それを踏まえた上での語彙やエッセイ作文力、ということになります。
平均して日本で学習している英語学習者の殆どは、長文を読むことが
少なく、ネイティブの発音に触れる機会も少ないため、どうしても帰
国子女に差をつけられてしまいます。
その意味で、日本で勉強している英語学習者は、本や新聞を読む量や
ネイティブの発話を聴く時間を圧倒的に増やす必要があります。
私が事あるごとに紹介している The Japan Times Alpha は速読の練習
になるのでお薦めです。
「長く」「楽しく」趣味で勉強しているならいいですが、早く英検®
1級に合格したいなら、早速行動に移してください。
単語帳の単語を無意味に憶えるのではなく、文章として語彙を理解し、
リスニングを通して会話やナレーションを理解するようにしましょう。
まだ始めていないなら今日が決断の時です。「明日からやる」なんか
言っていたら、いつまでたってもやらないことになってしまいます。
Success is 10 percent inspiration and 90 percent perspiration.
(成功とは10%のひらめきと90%の努力から生まれる)
トーマス・エジソンの金言を、この際、頭に叩き込んでおいてくださ
い。行動を起こすのは「あなた」で「私」ではありません。
今日もご一読いただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
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