指輪に見るアニミズム

こんにちは、Frankです。

「日本では指輪はいつ頃から使われているんだろう?」と気になり始め、早速、
Wikipediaをチェックしたところ、考古学界の通説では縄文時代には指輪は
存在しなかったとするものの、研究者によっては木材や木の実などを使って
作った指輪が存在していた可能性があるようです。

弥生時代や古墳時代になると
1)二月田貝塚(宮城県)
2)土井ヶ浜遺跡(山口県)
3)登呂遺跡(静岡県)
4)的場牛塚古墳(埼玉県)
5)新方遺跡(兵庫県)
などで出土されているんですね。

当時は、今のように婚約や結婚指輪ような使われ方ではなく、物にも霊が宿って
いると考えるアニミズム(animism)的な意味合いがあったとか。

その点では日本人の精神の根本にある「物を大事にする」という考え方は、
アニミズムが元になっているように感じます。

そういえば私も長い間、同じ手提げカバンやシャープペンシルを使っています。
体中にアニミズムが浸透しているのかしれませんね。

[参考]Wikipedia:>日本における装身具の歴史

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