命拾いしたガイアナ

こんにちは、Frankです。

商社マン時代、しょっちゅう海外に行っていたので知人からよく訊か
れました。「海外で襲われた経験は?」。

私の答えは「もちろん、あります」。

20代半ばの頃、南米の北東部に位置するガイアナ共和国の首都ジョー
ジタウンに赴任して数日が経ったある朝、米国ドルを現地通貨に交換
しようとホテルから銀行に向かっていたところ、突然路上強盗に遭い、
背後から首を絞められました。

殺されると思ったので右肘で思いっきり男の脇腹を叩いたのですが、
男が左手に持っていたナイフで腰のあたりを刺されました。

男はすぐに逃げました。

ベルトのお蔭で助かったのかどうかわかりませんが、幸い大けがをせ
ずに済みました。

大阪の本社にテレックスで連絡。すぐさま「気をつけるように」との
返事を受信。一方、現地の取引先に事件の経過を報告すると、「もっ
と暴れていたら、殺されたかもしれない」と言っていました。

その後も何度も海外出張を重ねましたが、「一度は殺された身」なん
だからと開き直り、果敢に出張先の危険な地域を歩いたのを覚えてい
ます。

人生一度。皆さん、エキサイティングな旅にチャレンジしましょう!
日本旅行で素敵な思い出づくりを。

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