こんにちは<Frank>です。
今回は共有結晶と金属結晶についてお話をします。面心立方格子と体
心立方格子の半径(r)を求める式は三平方の定理を使い楽しかった
です。
独学なので間違った理解もあるかもしれませんが、図を描いて平面的
や立体的に格子を理解する醍醐味は、文系の私には至福のひと時でし
た。
では今回のテーマの要約文をまとめておきます。
1.共有結合の結晶
共有結合の結晶は、原子同士が共有結合を形成して三次元的に連結し
た構造を持つ物質です。共有結合は、電子を共有することで原子同士
が結びつく結合のことを指します。以下に代表的な共有結合の結晶の
例を挙げます。
1)ダイヤモンド
ダイヤモンドは炭素原子が四面体状に結合しており、非常に硬い物質
です。各炭素原子は他の4つの炭素原子と共有結合を形成しており、
全体的に強い結合力を持っています。このため、ダイヤモンドは硬度
が非常に高く、摩耗しにくい特性を持っています。
2)シリコン結晶
シリコンも共有結合の結晶で、シリコン原子が互いに共有結合を形成
して三次元的に連結しています。シリコンは半導体材料として重要で
あり、電子デバイスの基盤材料として広く利用されています。共有結
合の結晶は非常に高い融点を持ち、電気絶縁性が高い特徴があります。
2.金属結晶
金属結晶は、金属原子が規則的に配列し、金属結合によって形成され
る結晶構造を持ちます。金属結合は、金属原子の価電子が自由に動け
るため、導電性や延性、展性を持つことが特徴です。代表的な金属結
晶の構造には以下の3種類があります。
1)面心立方格子(FCC)
面心立方格子は、各立方体の面の中心にも原子が存在する構造です。
この構造は、金属の中で非常に密なパッキング効率を持ちます。
例: アルミニウム、銅、金
特性: 高い延性と展性、密なパッキング
2)体心立方格子(BCC)
体心立方格子は、立方体の中心に1つの原子が存在する構造です。
この構造は、面心立方格子よりも若干密度が低いですが、強度が高
いことが特徴です。
例: 鉄(α鉄)、クロム、タングステン
特性: 高い強度、硬さ
3)六方最密構造(HCP)
六方最密構造は、六角形の格子構造を持ち、非常に密なパッキング効
率を持つ構造です。各原子は隣接する12個の原子に接触しています。
例: マグネシウム、チタン、ジルコニウム
特性: 高い密度、延性
【補足】
金属結晶においてよく見られる代表的な格子構造:
1.FCC (Face-Centered Cubic)
「面心立方格子」各立方体の面の中心に原子が存在する立方体格
子構造です。
2.BCC (Body-Centered Cubic)
「体心立方格子」立方体の中心に1つの原子が存在する立方体格
子構造です。
3.HCP (Hexagonal Close-Packed)
「六方最密構造」六角形の格子構造を持ち、非常に密なパッキン
グ効率を持つ構造です。
共有結合の結晶と金属結晶は、異なる結合様式によって形成される物
質であり、それぞれ異なる物理的特性を持っています。共有結合の結
晶は高い融点と硬度を持ち、電気絶縁性が高い一方で、金属結晶は高
い導電性や延性、展性を持ち、工業材料として広く利用されています。
如何でしたか? 私も先ずは参考図書をひと通り読んでしまおうと思
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