こんにちは<Frank>です。
今回の<熱化学方程式>ではモルや式量、ジュールを活用しての計算
が楽しかったです。塩素(Cl)の同位体の復習にもなりました。
1.反応熱
反応熱は、化学反応が起こるときに放出または吸収される熱エネルギ
ーのことを指します。反応が進む過程でエネルギーの変化が伴うため、
反応熱はその変化の量を示します。反応熱はエネルギーの保存則に基
づいて計算され、次のように分類されます。
1)発熱反応 (Exothermic Reaction)
反応が進むと熱が放出される反応。例えば、燃焼反応がこれに該
当します。
2)吸熱反応 (Endothermic Reaction)
反応が進むと熱が吸収される反応。例えば、氷が溶ける過程がこ
れに該当します。
反応熱は通常、kJ(キロジュール)単位で表されます。
2.熱化学方程式
熱化学方程式は、化学反応の化学方程式に反応熱の情報を付加したも
のです。具体的には、反応式の後に反応熱を付記することで、反応に
伴う熱の変化を明示します。
(例)
C(s) + O2(g) → CO2(g)Δ𝐻 = −393.5 kJ
ここで Δ𝐻 は反応熱を示しており、この例では燃焼反応が進むと393.5 kJ
の熱が放出されることを意味します(負の符号は発熱反応を示します)。
【注】化学式で物質の状態を示す場合、以下のような記号を使います。
(s) : 固体 (solid)
(l) : 液体 (liquid)
(g) : 気体 (gas)
(aq) : 水溶液 (aqueous solution)/aqueous [éikwiəs; ǽkwiəs]。
3.色々な反応熱
化学反応には様々なタイプがあり、それぞれに対応する反応熱があり
ます。いくつかの主要な例を以下に示します。
1)生成熱 (Heat of Formation)
化合物がその成分元素から生成されるときの反応熱。標準生成熱
は、標準状態(通常は25℃、1気圧)での生成熱を指します。
H2(g) + (1/2)・O2(g) → H2O(l)Δ𝐻𝑓 = −285.8 kJ/mol
2)燃焼熱 (Heat of Combustion)
物質が酸素と反応して完全燃焼する際の反応熱。燃焼熱も通常標
準状態で測定されます。
CH4(g) + 2O2(g) → CO2(g) + 2H2O(g)Δ𝐻𝑐 = −890.3 kJ/mol
3)中和熱 (Heat of Neutralization)
酸と塩基が中和反応を起こして水と塩を生成する際の反応熱。強
酸と強塩基の中和反応では、ほぼ一定の値を示します。
HCl(aq) + NaOH(aq) → NaCl(aq) + H2O(l)Δ𝐻𝑛𝑒𝑢𝑡 ≈ −57.3 kJ/mol
4)溶解熱 (Heat of Solution)
物質が溶媒に溶ける際の反応熱。物質の種類と溶媒の種類によっ
て溶解熱の値は異なります。
これらの反応熱の知識を基に、様々な化学反応のエネルギー変化を定
量的に理解することができます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【参考図書】『もう一度 高校化学』(吉野公昭氏、日本実業出版社)
![]() |
新品価格 |
【コンテント】当サイトで提供する情報はその正確性と最新性の確保
に努めていますが完全さを保証するものではありません。当サイトの
内容に関するいかなる間違いについても一切の責任を負うものではあ
りません。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日もご一読いただき、ありがとうございました。
次回の記事をどうぞお楽しみに。
良かったら私の姉妹ブログもご一読ください。
* 実践英語の達人
* 実践数学の達人
* 実践物理の達人
* 実践日本史の達人
* 実践商社の達人
只今、人気ブログランキングに参加ひています。
今日の[実践化学の達人]ブログのランキングは?







