第9章:近代国家の成立(4)日露戦争と国際関係

こんにちは<Frank>です。

全国通訳案内士試験でもよく出題される日清・日露戦争。日清戦争
(1894年~1895年)ー下関条約、日露戦争(1904年~1905年)ー
ポーツマス条約の流れを押さえておきましょう。

1.立憲政友会の成立
立憲政友会は、1900年に伊藤博文を中心に結成された政党です。こ
れは日本初の近代的政党とされ、立憲政治の発展に寄与しました。
当時の政治状況は、政府と議会の対立が続いていましたが、伊藤は
これを解決するために議会勢力と協力し、議会政治を安定させるこ
とを目指しました。立憲政友会は、農村の利益を重視し、後の政権
に大きな影響を与えることとなりました。

2.中国分割と日英同盟
中国分割とは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、列強(イギリス、
フランス、ドイツ、ロシアなど)が中国の領土や経済的利益を分割
して支配しようとした動きです。この背景には、清朝の弱体化と列
強の帝国主義政策がありました。日本もこの流れに巻き込まれ、特
にロシアとの対立が深まりました。

日英同盟は、1902年に締結された日本とイギリスの軍事同盟です。
これは、ロシアの極東進出を警戒したイギリスが、日本と同盟を結
ぶことで勢力均衡を保とうとしたものです。日英同盟は日本にとっ
て初めての対等な国際同盟であり、これが日露戦争への準備ともな
りました。

3.日露戦争
日露戦争は、1904年から1905年にかけて行われた日本とロシアの間
の戦争です。原因は、両国の朝鮮半島および満州における勢力拡大
の対立でした。戦争は日本の勝利に終わり、ポーツマス条約によって
ロシアは南樺太や旅順・大連の租借権、南満州鉄道の利権を日本に譲
渡しました。この戦争は、日本が初めて西欧の大国に勝利したことか
ら、国際的にも注目されました。

4.日露戦後の国際関係
日露戦争後、日本は国際社会での地位を高めましたが、その一方でロ
シアとの緊張が続きました。また、アメリカとの関係も重要な課題と
なり、移民問題やアジアにおける勢力圏の調整が議題となりました。
この時期、日本はアジアにおける主導権を握るため、韓国の併合や南
満州鉄道の管理強化を進めましたが、これが次第に周辺諸国との摩擦
を生むこととなります。

5.桂園時代
桂園時代は、明治後期から大正初期にかけての日本の政治史におい
て、桂太郎と西園寺公望の二人の内閣総理大臣が交互に政権を担っ
た時期を指します。この時期は、日本の政治が比較的安定していた
時期であり、立憲政友会を中心に議会政治が展開されました。桂と
西園寺は、互いに異なる政治的立場を持ちながらも、共に国の発展
に尽力しました。

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Frank

■ 兵庫県立神戸商科大学・商経学部経済学科卒。総合商社勤務後、国際ビジネスコンサルタントとして独立。北米・中南米・オセアニア・東南アジア・欧州・アフリカ諸国等での駐在、インターナショナル・マイクロエレクトロニクス・アンド・システムズ国際会議での講演、米国および台湾新竹縣シリコンバレーでの表面実装技術テクニカル・アドバイザー、米国直接投資に関わる国際訴訟問題解決のためのアイスブレーカー、レザービジネスでの貿易顧問、木材輸入業での商談等、数多くのグローバルビジネスの経験を積む。■ ビジネスコンサルティングに従事する傍ら、国連英検(UNATE)特A級・ビジネス英検(BEST)A級・ボランティア通訳検定(V通検)A級・看護英語試験(TOPEC)満点・日商ビジネス英検1級・観光英検1級・全商英検1級・英単語検定(単検)1級・実用英語技能検定(英検®)1級・通訳案内業国家資格を含む英語資格十冠を達成。イーラーニング講座開講後、ズーム・スカイプレッスンとの相乗効果で英検®1級合格者72名、全国通訳案内士国家試験合格者47名、TOEIC®990満点取得者6名やその他英語資格取得者を多数輩出。■《英会話講師への登龍門》として定着した筆者開講の[実践英語の達人クラス]では、プロの英会話講師や大学教授・講師、塾講師も受講。20名以上の上級英会話講師を育成。■ goodbook出版主催の《2008年度出版登龍門》にて短編ラブロマンス小説『離れられなくなっちゃう』がグランプリ(大賞)を受賞、2009年1月商業出版にてデビュー。2012年5月には同じく商業出版にて長編社会派ミステリー小説『謎のルージュ』を出版。現在ペーパー版・Kindle版を合わせ全14作をアマゾンにて好評発売中。■ 趣味はバイクツーリング。メガツアラーの[Suzuki/GSX-1300R Hayabusa]を駆り、全国の海岸線を周遊。孤高の旅を満喫する。

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