第9章:液体の性質(2)気体の溶解度

こんにちは<Frank>です。

今回学習した気体の溶解度は分かりやすかったです。以下、例題と併
せて説明してみましょう。溶質、溶媒、溶液など、化学用語に少しず
つ慣れてきました。

1.気体の溶解度について
気体の溶解度は、一定温度で一定量の溶媒(水など)に溶ける気体の
量を指します。気体の溶解度は、温度や圧力に大きく依存します。特
に、温度が低いほど、また圧力が高いほど、気体の溶解度は一般的に
高くなります。

ヘンリーの法則は、気体の溶解度と圧力の関係を示しています。

■ ヘンリーの法則
ヘンリーの法則は、気体の溶解度がその気体の圧力に比例することを
示しています。数式で表すと次のようになります。

𝐶 = 𝑘𝐻 × 𝑃

・𝐶: 溶解度(一定温度における単位体積の溶媒に溶ける気体のモル数)
・𝑘𝐻 : ヘンリー定数(その気体に固有の値)
・𝑃: 気体の圧力

2.例題
  水に溶けている酸素の質量と体積の求め方。

【問題】
ある気体の溶解度が水において0.031 g/Lである。この水100 mLに溶
けているこの気体の質量と、標準状態(0°C, 1 atm)でのその気体の
体積を求めなさい。

【解答】
1)溶けている気体の質量の計算
水100 mLに溶けている気体の質量を求めるには、溶解度を用います。

溶けている気体の質量 = 0.031 g/L × 0.1 L = 0.0031 g

2)気体のモル数の計算
次に、この気体のモル数を求めます。気体のモル質量が 32 g/molで
あると仮定します。

気体のモル数 = (0.0031 g/32  g/molk) = 9.69 × 10−5 mol

3)標準状態での気体の体積の計算
標準状態では 1 molの気体が22.4 Lを占めるため、標準状態での体
積を次のように計算します。

標準状態での気体の体積 = 9.69 × 10−5 mol × 22.4  L/mol = 2.17 × 10−3 L = 2.17 mL

【答え】
この水 100 mL に溶けている気体の質量は 0.0031 g、
標準状態でのその気体の体積は約2.17 mLです。

最後にヘンリーの法則についてシンプルに述べている英語の説明を見
ておきましょう。単純明快ですね。

Henry’s Law states that the solubility of a gas in a liquid is directly
proportional to the partial pressure of the gas above the liquid at
constant temperature.

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Frank

■ 兵庫県立神戸商科大学・商経学部経済学科卒。総合商社勤務後、国際ビジネスコンサルタントとして独立。北米・中南米・オセアニア・東南アジア・欧州・アフリカ諸国等での駐在、インターナショナル・マイクロエレクトロニクス・アンド・システムズ国際会議での講演、米国および台湾新竹縣シリコンバレーでの表面実装技術テクニカル・アドバイザー、米国直接投資に関わる国際訴訟問題解決のためのアイスブレーカー、レザービジネスでの貿易顧問、木材輸入業での商談等、数多くのグローバルビジネスの経験を積む。■ ビジネスコンサルティングに従事する傍ら、国連英検(UNATE)特A級・ビジネス英検(BEST)A級・ボランティア通訳検定(V通検)A級・看護英語試験(TOPEC)満点・日商ビジネス英検1級・観光英検1級・全商英検1級・英単語検定(単検)1級・実用英語技能検定(英検®)1級・通訳案内業国家資格を含む英語資格十冠を達成。イーラーニング講座開講後、ズーム・スカイプレッスンとの相乗効果で英検®1級合格者72名、全国通訳案内士国家試験合格者47名、TOEIC®990満点取得者6名やその他英語資格取得者を多数輩出。■《英会話講師への登龍門》として定着した筆者開講の[実践英語の達人クラス]では、プロの英会話講師や大学教授・講師、塾講師も受講。20名以上の上級英会話講師を育成。■ goodbook出版主催の《2008年度出版登龍門》にて短編ラブロマンス小説『離れられなくなっちゃう』がグランプリ(大賞)を受賞、2009年1月商業出版にてデビュー。2012年5月には同じく商業出版にて長編社会派ミステリー小説『謎のルージュ』を出版。現在ペーパー版・Kindle版を合わせ全14作をアマゾンにて好評発売中。■ 趣味はバイクツーリング。メガツアラーの[Suzuki/GSX-1300R Hayabusa]を駆り、全国の海岸線を周遊。孤高の旅を満喫する。

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