第12章:反応の速さと化学平衡(2)化学平衡

こんにちは<Frank>です。

参考書を読み進めていく上でいつも頭を悩ませるのが物質名。今回
の単元でも水素(H2)に始まってヨウ素(I2)、ヨウ化水素(HI)、
酢酸(CH3COOH)、エタノール(C2H5OH)、酢酸エチル(CH3CO
OC2H5)、二酸化硫黄(SO2)、三酸化硫黄(SO3)等の物質名が登
場しました。焦らずにゆっくり憶えていくことにします。

では今日の学習です。

1.可逆反応と不可逆反応
可逆反応とは、反応物が生成物に変化し、生成物が再び反応物に戻
ることができる反応です。つまり、正反応と逆反応が同時に進行し
ます。例として、水の電気分解で水が水素と酸素に分解され、その
後再び水素と酸素が結合して水になる反応が挙げられます。

不可逆反応とは、一度生成物が生成されると、元の反応物に戻るこ
とがほとんど起こらない反応です。例として、燃焼反応などがあり、
燃焼により生じた二酸化炭素や水は元の炭素や水素に戻りにくいで
す。

2.化学平衡
化学平衡とは、可逆反応において正反応と逆反応が同じ速度で進行
する状態のことです。この時、反応が見かけ上停止しているように
見えますが、実際には両方の反応が進行しており、反応物と生成物
の濃度が一定に保たれます。この状態を動的平衡とも言います。

3.化学平衡の法則(質量作用の法則)
質量作用の法則(化学平衡の法則)は、化学平衡において、反応物
と生成物の濃度の比が一定の値を取ることを示す法則です。この比
は反応ごとに異なり、平衡定数 𝐾 で表されます。

一般的な化学反応 𝑎𝐴 + 𝑏𝐵 ⇌ 𝑐𝐶 + 𝑑𝐷 における平衡定数は、次のよ
うに表されます。

𝐾 = [𝐶]𝑐[𝐷]𝑑/[𝐴]𝑎[𝐵]𝑏

ここで、[A]、[B]、[C]、[D] はそれぞれの化学種の平衡時の濃度です。

4.化学平衡の移動(ル・シャトリエの原理)
ル・シャトリエの原理とは、化学平衡にある系に外部から圧力、温
度、濃度などの変化が加わった場合、その変化を打ち消す方向に平
衡が移動するという原理です。

例えば、反応物の濃度を増やすと生成物側に平衡が移動し、生成物
の濃度を増やすと反応物側に平衡が移動します。

5.アンモニアの合成
アンモニアの合成は、ハーバー・ボッシュ法により工業的に行われ
る代表的な可逆反応の一つです。次の化学反応で表されます。

𝑁2(𝑔) + 3𝐻2(𝑔) ⇌ 2𝑁𝐻3(𝑔)

この反応は高温高圧下で行われ、触媒を用いることで反応速度が増
加します。ル・シャトリエの原理により、生成物であるアンモニア
の濃度を増やすために圧力を高くし、生成物側に平衡を移動させる
工夫がなされていますが、温度が高すぎると逆反応が進むため、温
度の調整も重要です。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【参考図書】『もう一度 高校化学』(吉野公昭氏、日本実業出版社)

もう一度高校化学

新品価格
¥6,251から
(2024/7/9 18:34時点)

【コンテント】当サイトで提供する情報はその正確性と最新性の確保
に努めていますが完全さを保証するものではありません。当サイトの
内容に関するいかなる間違いについても一切の責任を負うものではあ
りません

【Copyright Notice】Special thanks to ChatGPT. This content was ge-
nerated with the assistance of ChatGPT, an AI language model devel-
oped by OpenAI. The above text is a summary of ChatGPT’s response
to my question, supplemented with my own reflections and comments.
I have made edits and additions to the original response before publish-
ing. Upon completing the study of the reference materials, I intend to
further elaborate on the content. All rights to the text are retained by the
original author and OpenAI. Any reproduction or use of this content
should properly acknowledge the source.

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日もご一読いただき、ありがとうございました。

大学受験の化学でお悩みなら、こちらの講座がお薦めです。
学習のリズム作りにご活用ください。早速講座をチェック!

只今、人気ブログランキングに参加しています。
今日の[実践化学の達人]ブログのランキングは?

化学ランキング

人気ブログランキングでフォロー

Frank

■ 兵庫県立神戸商科大学・商経学部経済学科卒。総合商社勤務後、国際ビジネスコンサルタントとして独立。北米・中南米・オセアニア・東南アジア・欧州・アフリカ諸国等での駐在、インターナショナル・マイクロエレクトロニクス・アンド・システムズ国際会議での講演、米国および台湾新竹縣シリコンバレーでの表面実装技術テクニカル・アドバイザー、米国直接投資に関わる国際訴訟問題解決のためのアイスブレーカー、レザービジネスでの貿易顧問、木材輸入業での商談等、数多くのグローバルビジネスの経験を積む。■ ビジネスコンサルティングに従事する傍ら、国連英検(UNATE)特A級・ビジネス英検(BEST)A級・ボランティア通訳検定(V通検)A級・看護英語試験(TOPEC)満点・日商ビジネス英検1級・観光英検1級・全商英検1級・英単語検定(単検)1級・実用英語技能検定(英検®)1級・通訳案内業国家資格を含む英語資格十冠を達成。イーラーニング講座開講後、ズーム・スカイプレッスンとの相乗効果で英検®1級合格者72名、全国通訳案内士国家試験合格者47名、TOEIC®990満点取得者6名やその他英語資格取得者を多数輩出。■《英会話講師への登龍門》として定着した筆者開講の[実践英語の達人クラス]では、プロの英会話講師や大学教授・講師、塾講師も受講。20名以上の上級英会話講師を育成。■ goodbook出版主催の《2008年度出版登龍門》にて短編ラブロマンス小説『離れられなくなっちゃう』がグランプリ(大賞)を受賞、2009年1月商業出版にてデビュー。2012年5月には同じく商業出版にて長編社会派ミステリー小説『謎のルージュ』を出版。現在ペーパー版・Kindle版を合わせ全14作をアマゾンにて好評発売中。■ 趣味はバイクツーリング。メガツアラーの[Suzuki/GSX-1300R Hayabusa]を駆り、全国の海岸線を周遊。孤高の旅を満喫する。

Related Posts

第1章:物質(2)物質の成分

こんにちは<Frank>です。 今回の学習項目「物質の成分」…

第1章:物質(1)物質の分類

こんにちは<Frank>です。 正直言って、今回注文した参考…

You Missed

【ご挨拶】初めての方へ

  • 投稿者 Frank
  • 12月 29, 2025
  • 285 views
【ご挨拶】初めての方へ

第1章:物質(2)物質の成分

  • 投稿者 Frank
  • 12月 11, 2024
  • 152 views
第1章:物質(2)物質の成分

第1章:物質(1)物質の分類

  • 投稿者 Frank
  • 12月 6, 2024
  • 158 views
第1章:物質(1)物質の分類

第19章:巻末付録「~といえば集」

  • 投稿者 Frank
  • 12月 6, 2024
  • 188 views
第19章:巻末付録「~といえば集」

第18章:合成高分子化合物(繊維・樹脂・ゴム)(3)天然ゴム(生ゴム)と合成ゴム

  • 投稿者 Frank
  • 11月 25, 2024
  • 92 views
第18章:合成高分子化合物(繊維・樹脂・ゴム)(3)天然ゴム(生ゴム)と合成ゴム

第18章:合成高分子化合物(繊維・樹脂・ゴム)(2)合成樹脂(プラスチック)

  • 投稿者 Frank
  • 11月 24, 2024
  • 116 views
第18章:合成高分子化合物(繊維・樹脂・ゴム)(2)合成樹脂(プラスチック)