貿易風をとらえよ

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

今日は「社員旅行」についてお話しましょう。

Every year his company sponsors an all-paid company
trip for its employees as a gesture of appreciation.
(毎年、彼の会社は社員を労うために社員旅行を行う)

皆さんの会社は、社員旅行がありますか?
「土日をつぶされて社員旅行なんていやだ」
「行きたくもない社員旅行に、給料から積立金が天引きされて最悪!」
「休みの日まで上司の顔を見たくない」

最近は行きたくない人が殆どなんでしょうね。夜はお決まりの宴会でパフォー
マンス。半強制的にお局様の愚痴を聞くは、煙だらけの部屋で麻雀三昧ときた
ら、そりゃあ確かに参加したくなくなりますよね。

社員の「労い」が目的の社員旅行なのに、「毛嫌い」されている現状は、如何
なものでしょう。

私が勤めていた商社でも、毎年1回社員旅行がありました。バスの車内は勿論、
宿泊先の宴会場でも、お決まりのドンチャン騒ぎでした。

私自身、大学のクラブの飲み会のときもそうでしたが、お酒を注いで回るのが
嫌いで、社員旅行でもその習性でドカッと座っていると、「吉田。オマエ、上
司に酒を注がなあかんぞ!」とよく叱られました。

先輩や上司を敬う意味でも注いだ方がいいのは分かっていたのですが、どうも
腰が重たかったのです。ところが2、3年もそんな態度をとっていると、先輩
や上司が私のところに来て、お酒を注ぐようになりました。

私の行動は決して褒められたものではないのですが、「ブレない自分」(?)
はその頃に確立されたように思います。

上司にとって、私はイヤな社員だったでしょうね。「当時は偉そうで、すみ
ませんでした」。今、謝っておきます。

私にとって社員旅行は、上司のふざけた側面や社内の力関係を知る、いい社会
の勉強でした。次期社長、部長はだれになるのか――そのあたりの人間観察は楽
しかったです。

年1回ぐらい、お馬鹿さんになってもいいんじゃないですか? 会社でヘッド
ウィンド(向かい風)に苦労している人は、新しい上司の弱点を発見し、テイ
ルウィンド(追い風)に変えるいいチャンスになるかも。

詠み人知らずの名言です。

Catch trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.
(貿易風を帆にとらえよ。探検せよ。夢を見よ。発見せよ)

物事に逆らうのも人生、受け容れるのも人生。
人生にクリアなナビゲーションはないようです。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

Frank Yoshida
Power Blogger for
Cosmopolitan Development

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