全ては人に支えられて

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

「人に支えられて」~【産経抄】(2012.11.11)を振り返って・・・。

今日は静かな一日を迎えています。こんな日は不思議と自分のことを
支えてくれた人々のことを思い出します・・・それもたくさんの。

――糟糠の妻は堂を下さず
『後漢書』の「宋弘伝」の故事に、こんな話があります。

中国、後漢の光武帝の姉、湖陽公主は、夫に死別してのち風采・人柄ともに
優れた大尉の宋弘と再婚したいと願ったとき、帝が公主を物陰に隠して宋弘
に「人も富貴になれば妻をかえるのが普通だから、かえてみてはどうか」と
いったところ、宋弘はこう答えたそうです。

「貧賤の交わりは忘るべからず、糟糠の妻は堂を下さずと聞いております」

《糟糠の妻》とは、粗食をともにし、貧苦を分かち合ってきた妻女。「糟」
は酒粕(さけかす)、「糠」は糠(ぬか)の意で、粗末な食物のこと。

《糟糠の妻は堂を下さず》は、粗末な物しか食べられない貧しい時代を共
にした妻は、立身出世しても離縁して家から追い出すわけにはいかない、
という意味です。

赫奕(かくやく)たる反骨精神の持ち主だった元首相の吉田茂も、先立っ
た雪子夫人の葬式の後、樅(もみ)の大樹の蔭でひとり、あふれる涙をふ
く姿があったそうです。

赫奕たる反骨 吉田茂


また中曽根康弘元首相の蔦子夫人が91歳で亡くなられたとき、中曽根氏は、
葬儀で蔦子夫人の名前の由来を、こう披露したそうです。

「ツタのように木に寄り添って、倒れないように守るために名付けられた」
その名の通りの「糟糠の妻」だったに違いありません。

――自分のことを支えてくれた人

私自身、今まで本当に多くの人たちに支えられてきました。
家族や友人、仕事仲間や生徒の皆さんなど、
感謝の念でいっぱいです。

――ツタのように木に寄り添って、倒れないように守るために

これからは私が、お世話になった方々へ恩返しをする番です。私に出来る
ことは限られていると思いますが、少しでも皆さんの精神的な支えになれ
ればと願っています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

Frank Yoshida
Power Blogger for
Cosmopolitan Development

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