意思決定能力を鍛える

こんにちは、Frankです。

如何お過ごしですか?
昼食後の眠気で瞼が閉じようとしていますか?

ではシャキっとしていただくために、「プロフェッショナル・マネー
ジャーの行動原理」について少しお話ししましょう。

ピーター・F・ドラッカーが提案する、マネージャーにとって必要な
8つの習慣です。

1.「何をしなければならないか」と自問自答する。
2.「当社にとって正しいことなのか」と問う。
3.アクション・プランを作成する。
4.意思決定に責任を負う。
5.コミュニケーションに責任を負う。
6.チャンスに焦点を当てる。
7.会議を生産的に進行する。
8.「私」ではなく「我々」の立場で考え発言する。

私の実践ビジネス英語クラスでも取り上げている内容で、頷けること
が多いです。要はマネージャーとしてそれぞれをしっかりと実行する
ことが大事だということです。

「本物の変化」とは人が行うことであり、「一時の変化」とは人が言
うこと。変化したいなら言うより行え
とドラッカーは力説しています。

ところで、最近、私が懸念していることが1つあります。それは20代
を過ぎてもずっと学校に留まろうとする若者が増えていることです。

一見、「大学院まで行く勉強熱心な学生や社会人が増えた」と好意的
に受け取られがちですが、そこには大きな弊害が待ち受けています。

ドラッカーが言っています。

――学校は長くいればいるほど、自分で意志決定を行う機会が少なく
  なる。

「高等教育を受けること=社会からの逃避」と言っているのではあり
ません。ソコソコ学習すれば後は社会に出て、意思決定能力を鍛えろ
ということです。

学校という温室にいていれば、社会の泥臭い問題からは回避できるで
しょうが、最悪、学歴や学位をとることだけに頭が行って、日々世の
中で発生している社会問題に対応する能力に欠けてしまうからです。

学校生活が長かった人ほど社会に復帰したとき、自分がより化石化し
てしまっていることに気づくでしょう。

最近、大学時代からネットビジネスを始め、成功している若者が増え
ています。彼らの多くは、行動によって生み出せる社会的インパクト
に快感を覚え、中には中退をして本格的に会社まで設立した者もいま
す。

社会への参画・行動が世の中を変えていく。
肝に銘じてもらいたいです。

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