こんにちは、Frankです。
かつては世界一の殺人発生率を誇っていた中米ホンジュラスのサン・
ペドロ・スーラ。商社マン時代、その危険な町に出張に行ったときの
話しです(※2021年現在ではホンジュラスの殺人初声利率は世界4位
になっています)。
首都のテグシガルパに近いトンコンティン空港からは国内線でサン・
ペドロ・スーラまで約1時間くらいだったと思います。
入国管理で”厳しい”持ち物検査を受けたあと、タクシーでダウンタウ
ンへ。閑散とした街並みでしたが、何故か私を見る人々の目が鋭い。
宿泊先のホテルにチェックインしたあと、事件が起きました。
荷物を部屋まで運んでくれたポーターの少年が、私のチップを受け取
り部屋を出ます。安全を確かめるため、ドアのロックとチェーン、そ
れからシャワールーム、トイレに人影がないかを確認。更に道路に面
した窓の開閉、旋錠をチェックしました。
100パーセントとまでは行かなかったですが、一応機能は備わってい
ました。
「フーッ」と一息つき、一服しようと煙草に火を点けたことろ、何故
かクーラーとアウトレットを繋いでいるケーブルが気になり、くわえ
煙草でクーラーに触れたときでした。
――ビリ、ビリ、ビリ——!!
瞬く間に右腕が痺れ、体中に電気が走りました。
焦げ臭いにおいが・・・感電したんです。
頭が茫然となり、気がつくと傍らのベッドに横たわっていました。
もし電気が容赦なく心臓を通っていたら、感電死していたかもしれま
せん。「あっ!」っという声も出せないぐらい言葉を失っていました。
危険だとは聞いていましたが、まさか犯罪に遭遇する前に感電すると
は。南米ガイアナで襲われ死を意識したときとは別の、自己防衛の必
要性を強く感じた一幕でした。
「感動」ならぬ「感電」で命拾い。中南米には刺激がいっぱいです。:
人生一度。皆さん、エキサイティングな旅にチャレンジしましょう!
日本旅行で素敵な思い出づくりを。
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