こんにちは<Frank>です。
今回の学習項目の最後に次のような例題が書かれていました。
—―次のイオンに含まれる電子は何個か?
「こんな問題解けるのかなぁ?」と不安でしたが、高校化学の復習項
目をじっくり読み進めていくと、一、二度計算間違いをしたものの、
最後に正解を導くことができました。
この達成感に浸っている間に、イオンに関する基礎項目を纏めておき
ます。詳しくは後述する参考図書で学習なさってください。
1.イオンの生成
イオンとは、原子や分子が電子を失ったり得たりして、電荷を持つよ
うになった粒子のことです。イオンは以下のように生成されます。
1)陽イオン(正の電荷を持つイオン)
原子が電子を失うと陽イオンになります。例えば、ナトリウム
(Na)は1個の電子を失ってNa⁺になります。
Na → Na+ + 𝑒−
2)陰イオン(負の電荷を持つイオン)
原子が電子を得ると陰イオンになります。例えば、塩素(Cl)
は1個の電子を得てCl⁻になります。
Cl + 𝑒− → Cl−
2.イオンの価数とイオン式
価数は、イオンが持つ電荷の数を示します。
以下にいくつかの例を挙げます。
1)一価のイオン:1個の電子を失うか得る
・Na⁺(ナトリウムイオン):1価の陽イオン
・Cl⁻(塩化物イオン):1価の陰イオン
2)二価のイオン:2個の電子を失うか得る
・Ca²⁺(カルシウムイオン):2価の陽イオン
・O²⁻(酸化物イオン):2価の陰イオン
3)三価のイオン:3個の電子を失うか得る
・Al³⁺(アルミニウムイオン):3価の陽イオン
・N³⁻(窒化物イオン):3価の陰イオン
イオン式は、元素記号とその電荷を示す符号で表されます。例えば、
カリウムイオンはK⁺、硫酸イオンはSO₄²⁻のように表記されます。
3.単原子と多原子イオン
1)単原子イオン
1つの原子からなるイオン。例としては、Na⁺、Cl⁻、O²⁻などがあります。
2)多原子イオン
複数の原子が結合して1つのイオンを形成するもの。以下にいくつかの例
を挙げます。
・硝酸イオン(NO₃⁻)
・硫酸イオン(SO₄²⁻)
・炭酸イオン(CO₃²⁻)
・水酸化物イオン(OH⁻)
多原子イオンは、共有結合で結びついた原子の集合体が全体として電
荷を持つものです。
4.イオンの大きさ
イオンの大きさは、イオンの種類とその電荷によって変わります。
1)陽イオン
電子を失うことで電子殻の数が減り、残った電子が原子核に強く
引かれるため、元の中性原子より小さくなります。例えば、Na⁺
は中性のNaより小さいです。
2)陰イオン
電子を得ることで電子殻の数が増え、電子同士の反発力も増加す
るため、元の中性原子より大きくなります。例えば、Cl⁻は中性
のClより大きいです。
イオンの大きさは、同じ周期表の族においても異なり、一般に下に行
くほど大きくなります。これは、原子番号が大きくなるにつれて電子
殻の数が増えるためです。
次回から<化学結合と化学式>に入ります。どうぞお楽しみに。
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