こんにちは<Frank>です。
今日は、イギリスのサッチャー首相が就任したときの経済状況と、彼女が行った政策、株価や世界への影響についてお話しをします。
1.イギリスのサッチャー首相とは
マーガレット・サッチャーは、1979年から1990年までイギリスの首相を務めた保守党の政治家です。初の女性首相として知られ、強いリーダーシップで「鉄の女」と呼ばれました。
彼女の政治理念は以下の通りです。
- 小さな政府:民間活力を重視
- 規制緩和:市場原理を優先
- 国営企業の民営化:効率性の向上
- 強硬な財政政策:インフレ抑制と財政健全化
2.就任時の経済と退任時の経済
サッチャー就任当時(1979年)のイギリス経済は、高いインフレ率と失業率、停滞経済が問題でした。
| 指標 | 1979年 | 1990年(退任時) |
|---|---|---|
| インフレ率 | 13.4% | 9.5% |
| 失業率 | 5.3% | 7.5% |
| GDP成長率 | -1.0% | 2.2% |
退任時にはインフレはある程度抑制され、GDP も安定成長しましたが、失業率は一時的に高止まりしました。
3.彼女はどんな政策をとったか
サッチャーは以下の主要政策で経済改革を推進しました。
- 民営化:電力、ガス、電話会社など国営企業の民営化を推進
- 労働組合抑制:ストライキ権制限などで労働市場の柔軟化
- 減税・財政健全化:所得税率引き下げ、政府支出抑制
- 金融政策の厳格化:インフレ抑制のための利上げ
4.イギリスの株価はどうなったか? 世界への影響は?
サッチャー政権下で、ロンドン証券取引所の FTSE100 指数は次のように推移しました。
| 年 | FTSE100 指数 |
|---|---|
| 1979 | 650ポイント |
| 1990 | 2,200ポイント |
株価は大幅に上昇しました。また、民営化や規制緩和は世界の投資家にとってモデルケースとなり、欧州諸国や日本などにも影響を与えました。
以上のように、
- サッチャーは「鉄の女」として市場原理重視・小さな政府を推進
- 就任時の停滞経済を改善し、株価は大幅上昇
- 民営化・金融政策・労働市場改革は世界の経済政策にも影響
- 経済改革には犠牲も伴ったが、長期的な安定と自由市場経済の基盤を築いた
サッチャーの政策は賛否両論がありますが、経済を根本から改革し、イギリスと世界経済に大きな影響を与えたことは間違いありません。私たちも歴史から学び、柔軟な視点で経済を考えることが大切です。
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免責事項!
本記事は歴史的な経済データと一般情報に基づく解説です。投資判断や経済政策の実行を推奨するものではありません。情報利用は自己責任でお願いします。
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