こんにちは<Frank>です。
このシリーズでは、現代文に関する問題を出題しています。出典は、
短編小説『桎梏』です。
商社マンの富田は、帰宅途上の車内で十年ぶりに詩織と再会する。
殺伐とした夫婦関係に嫌気がさしていた富田は、詩織との時間に癒
しを求めるようになる。過去の別離の理由を詮索し始める詩織に不
安を感じ始める富田。ある日、詩織の家で見た新聞の記事がうねり
となり、富田の過去が暴かれる。
絵本・童話作家さんとのリレー形式で紡いだミステリープロット。
『ちょっぴりミステリアスなアンソロジー』の第7作目。総文字数
約19905字の短編小説。男女の永遠のテーマを考えさせる作品です。
【問題】
次の文章を読んで問いに答えなさい。
暫くして、詩織が乗り継ぐ駅に着いた。
「じゃあ、また」彼女はドアを背に後ずさりしながら、私に①アイサツした。
「また、会うかもね」
彼女が言い残した言葉は、私の胸の底を見抜いているように聞こえた。
電車が動き出した。彼女は外から私の立っている窓のあたりに顔を向け、軽くお②ジギをしていた。
十年前の詩織と再会したことは、私の心に立った小さな③〇〇〇だった。
私は帰宅したとき、電車で詩織と出会ったことを、妻には話さなかった。どうせ話しても、つまらなさそうに返事するだけだろうから。
私はそのとき、④私を覆っていた帷が剥がされようとしていることに、一切気付かなかった。
【問い】
(問一)下線部①②のカタカナを楷書体の漢字で書きなさい。
(問二)下線部③の中に漢字一文字と平仮名二文字を含んで埋めなさい。
(問三)下線部④「私を覆っていた帷が剥がされようとしていることに、一切
気付かなかった」は「私」の心情をどのように表しているか。句読点
を含め60から70文字で説明しなさい。
【出典】ちょっぴりミステリアスなアンソロジー短編小説『桎梏』
©(By Frank Yoshida)
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【模範解答】
(問一)
① 挨拶
② 辞儀
(問二)
③ さざ波
(問三)
詩織との再会をきっかけに、これまで気づかぬふりをしていた心の
奥底の感情や、日常に隠された何かが表に現れようとしている様子
を表している。(67文字)
因みに「桎梏(しっこく)」とは、手かせ足かせ。自由を束縛する
もの、と言う意味です。
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