第3章:波動学(6)波の干渉

こんにちは<Frank>です。

今回の単元では、例題を通して7,8割正解を導く計算ができたの
で満足しています。只、前回同様、参考図書の267ページに誤りが
あったので指摘しておきます。

【誤り】
ページ267ページの例題(1)②
✕:S1P≒L{1 + (x + d/2)2/2L2}
〇:S1P≒L{1 + (x d/2)2/2L2}

※(x + d/2)2にすると経路差が0になって変ですね。

では今日の学習に入りましょう。

1.ヤングの干渉実験
ヤングの干渉実験(Young’s double-slit experiment)は、光の波動性
を証明するために行われた有名な実験です。この実験は、1801年に
トーマス・ヤングによって提案され、光が波として干渉現象を示す
ことを明確にしました。

1)実験の概要
・光源からの単色光(たとえばレーザー光)を狭いスリット(S₀)
 に通し、その後2つのスリット(S₁、S₂)を通過させます。
・2つのスリットを通過した光は、後ろのスクリーン上で干渉しま
 す。
・スクリーンには、明暗の縞模様が現れます。これは、光が波とし
 て互いに干渉し、強め合ったり(明線)、弱め合ったり(暗線)
 するためです。

2)干渉条件
・強め合う条件(明線)
 2つの波が波の山と山、谷と谷が重なる場合、位相差が整数倍の
 波長(ΔL = nλ, nは整数)で干渉し、明るい縞が生じます。
・弱め合う条件(暗線)
 2つの波が山と谷が重なる場合、位相差が半波長の奇数倍(ΔL =
  (n + 1/2)λ)で干渉し、暗い縞が生じます。

この実験によって、光が粒子ではなく波として干渉現象を示すこと
が確認されました。

2.光学的距離(光路長)
光学的距離(光路長、optical path length)は、光が伝播する際に
進む「実際の距離」と「その媒質における屈折率」によって決まり
ます。

1)定義
光学的距離 Lopt は、光が媒質を進むときの屈折率 𝑛 と、その媒質中
で進む距離 𝑑 の積で表されます。

𝐿opt = 𝑛⋅𝑑

2)役割
光の干渉現象では、光学的距離の差が干渉条件を決定します。異な
る屈折率の媒質を通過する場合、単純に幾何学的な距離だけではな
く、その媒質の屈折率も考慮する必要があります。これにより、光
が進む実際の距離よりも長く進んだように扱われることがあります。

3)例
空気中の光の光路長は通常の距離にほぼ等しいですが、水やガラス
のような屈折率の高い媒質中では、光が進む光学的距離はその媒質
中の距離よりも大きくなります。

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Frank

■ 兵庫県立神戸商科大学・商経学部経済学科卒。総合商社勤務後、国際ビジネスコンサルタントとして独立。北米・中南米・オセアニア・東南アジア・欧州・アフリカ諸国等での駐在、インターナショナル・マイクロエレクトロニクス・アンド・システムズ国際会議での講演、米国および台湾新竹縣シリコンバレーでの表面実装技術テクニカル・アドバイザー、米国直接投資に関わる国際訴訟問題解決のためのアイスブレーカー、レザービジネスでの貿易顧問、木材輸入業での商談等、数多くのグローバルビジネスの経験を積む。■ ビジネスコンサルティングに従事する傍ら、国連英検(UNATE)特A級・ビジネス英検(BEST)A級・ボランティア通訳検定(V通検)A級・看護英語試験(TOPEC)満点・日商ビジネス英検1級・観光英検1級・全商英検1級・英単語検定(単検)1級・実用英語技能検定(英検®)1級・通訳案内業国家資格を含む英語資格十冠を達成。イーラーニング講座開講後、ズーム・スカイプレッスンとの相乗効果で英検®1級合格者72名、全国通訳案内士国家試験合格者47名、TOEIC®990満点取得者6名やその他英語資格取得者を多数輩出。■《英会話講師への登龍門》として定着した筆者開講の[実践英語の達人クラス]では、プロの英会話講師や大学教授・講師、塾講師も受講。20名以上の上級英会話講師を育成。■ goodbook出版主催の《2008年度出版登龍門》にて短編ラブロマンス小説『離れられなくなっちゃう』がグランプリ(大賞)を受賞、2009年1月商業出版にてデビュー。2012年5月には同じく商業出版にて長編社会派ミステリー小説『謎のルージュ』を出版。現在ペーパー版・Kindle版を合わせ全14作をアマゾンにて好評発売中。■ 趣味はバイクツーリング。メガツアラーの[Suzuki/GSX-1300R Hayabusa]を駆り、全国の海岸線を周遊。孤高の旅を満喫する。

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