こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。
「“就活の必勝法”なんてあるの？」と猜疑心を抱きながらもクリック
して、このサイトに到達したあなた。実はあります。が、一朝一夕に
身に着けるのは難しいかもしれません。
素養というか、仕草というか。正直、どの業種にも当て嵌まる「必勝
法」と言っておきます。・・・その答えを言う前に、この逸話に耳を
傾けてください。実際あった話です――
ある晩のこと、帰宅途上の満員電車の車内で、私は立っていました。
隣には就活中の大学生なのかスーツ姿の二人が、ゼミや就活について
話をしていました。
大学生Ａ：「俺、ここ二日ほど寝てないねん」
大学生Ｂ：「マジで!?」
大学生Ａ：「ゼミのプレゼンがあったし、卒論やろ・・・就活もある
から、頭の中いっぱいや」
大学生Ｂ：「でも、凄いな、そこまでやってるなんて」
二人の会話が途切れたときでした、大学生Ａとその右隣に立っていた
私の、二人の目の前の席が一席空いたのです。日頃から運動不足の私
は、そのまま立っていようと思いました。
大学生Ａにチラッと視線をやると、彼は私にこう言いました。「どう
ぞ。座ってください」。二人の話を聞いていた私は「寝てないんじゃ
ない。座ったら？」。
すると大学生Ａと大学生Ｂはお互い顔を合わせ、苦笑しました。会話
を聞かれちゃってたか――そんな笑みを漏らしました。大学生Ａは、
「本当、俺は大丈夫ですから」と心優しい目で言葉を足しました。
席を譲ったり譲られたりするのはよくあることですが、大学生Ａの仕
草や言葉は、心の底から滲み出てきているものだと察しました。
弥縫策ではない、真の意味での「就活の必勝法」。それは日常の物事
に対する真剣度に裏打ちされた自信のようなものだと私は感じました。
日頃、いい加減にしている人間は、いくら就活で繕ってもボロが出て
しまう。でも彼の場合は、違った。
私は大学生Ａのその後の就活の行方を追ったわけではありませんが、
彼ならきっとどの業界の面接に行っても内定をもらえるでしょう。
何故なら彼には、自分に嘘をつかない真摯な姿が見て取れたからです。
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さて今日の実践就活の達人ブログのランキングは――
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Frank Yoshida
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