歴史問題

「宝治合戦」（1247年）は有力御家人三浦泰村（みうらやすむら）一族が第５代執権北条時頼とその祖父の安達景盛らにより滅亡した事件。「霜月騒動」（1285年）は鎌倉幕府の重臣、安達泰盛一族が、対立していた内管領平頼綱の陰謀により滅ぼされた事件。「阿衡事件（あこうじけん）」（887年）は第59代宇多天皇が藤原基経を関白に任ずべく橘広相（たちばなのひろみ）に出させた勅書をめぐる事件。「安和の変」（969年）は源高明（みなもとのたかあきら）らが皇太子の廃立を企てたとして左遷・流罪となった事件。

松岡洋右（まつおかようすけ）は、1940年第二次近衛内閣の外相を務め、日独伊三国同盟を締結しました。安達謙蔵（あだちけんぞう）は浜口内閣・第二次若槻内閣の内務大臣。犬養毅（いぬかいつよし）は1910年立憲国民党を創立。武藤信義（むとうのぶよし）は日満議定書の調印、満州国の承認を行った陸軍軍人。石原莞爾（いしはらかんじ）は関東軍参謀として満州事変、満州国樹立に活躍しました。

「岩戸景気」は「神武景気」を上回る好景気でした。「神武景気」は1955年から1956年の好景気。「いざなぎ景気」は1965年から1970年までの好景気をいいます。

『愚管抄』は1220年成立。歴史の展開としての道理と末法思想によって歴史をみています。『十訓抄』は説話集で作者不詳。『海道記』は1223年頃成立の紀行文で作者不詳。『沙石集』は1283年、無住が著した仏教説話集。『新古今和歌集』は1205年、後鳥羽上皇の命により藤原定家・家隆らが編集した第８番目の勅撰和歌集です。

黄檗宗（おうばくしゅう）は禅宗の一派で、本山は万福寺。明の僧隠元（いんげん）が、1654年にもたらしました。南都六宗は奈良時代の仏教宗派で、三論（さんろん）・法相（ほっそう）・成実（じょうじつ）・倶舎（くしゃ）・律（りつ）・華厳（けごん）の六つ。信仰・教化よりも学問的研究を重視しました。