こんにちは<Frank>です。
思い返してみると、私が商社で働いていた若い頃は、いつも不機嫌で“意地悪”な上司や先輩に囲まれていました。20代前半の私にとって、その状況はまさに悪夢そのもの。
しかし驚くことに、数十年後の今になって、数学の世界で “mean(平均)” というまったく別の “mean(意地悪)” に向き合うことになるとは……人生とは何ともユーモラスですね。
さて、今日の問題を紹介します。
【問題】
次のデータセットの平均は14で、最頻値(モード)は存在しません。6つの値はすべて正の整数で、昇順に並んでいます。このとき、A が取りうる最大の値はいくつでしょうか。データセットは、[A, B, C, 15, 18, 22]
では、基礎事項を確認しておきましょう。
1. mean(平均)=いくつかの数を足し、その個数で割った値
2. mode(最頻値)=最も多く出現する数
例){5, 2, 8, 5, 3, 6, 5, 7} のモードは、最も多く現れる 5
それでは、実際に問題を解いていきます。
【解法】
平均の公式 \(\overline{x}\sum\frac{x}{n}\) を用い、データをそのまま代入すると、
\(14 = \frac{A + B + C + 15 + 18 + 22}{6}\)
これを整理すると、
\(84 = A + B + C + 55\)
つまり A + B + C = 29 となります。
続いて、A・B・C の値の関係を考えます。
このデータセットは昇順で、モード(最頻値)を持たないため、どの数字も重複してはいけません。したがって、
* C は 14 以下
* B は 13 以下
という制約が生まれます。
もし C=14・B=13 なら、A は合計 29 にするために A=2。
これも条件を満たすケースです。
しかし、まだほかの組み合わせも存在します。
たとえば、
* C=13、B=12、A=4
というパターン。
さらに、
* C=12、B=9、A=8
とすれば、A は 最大の 8 を取ることができます。
A・B・C は「正の整数(自然数)」という前提から、この結果に自然とたどり着くことができます。
いやはや、ちょっとした“mean(意地悪)”ジョークのせいで、私のクールさがどこかへ飛んでいってしまった気がします。
また次回の記事をお楽しみに。
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