英語学習の心得(14)~荀子に学ぶ~

こんにちは、Frankです。

「(Frank)先生は、どの季節が好きですか」。生徒さんにそう訊かれ
たら、以前の私なら「秋がいいね」と答えていました。読書の秋、食
欲の秋ですからね。

でも最近は、何故か「春がいいね」と答えるようになりました。
新たな始まりというか、挑戦というか、やる気満々になります。

私の愛車のメガバイクGSX-1300R/Hayabusaも冬眠から目覚め、活動
を始めるのです。図太い低音の、エンジンの鼓動を聞くと、「今年は
どこに行こうか」と思いを巡らし、ニンマリします。

・・・と、そんな春爛漫の気分はこのぐらいにして、今回はピリッと、
荀子(じゅんし[紀元前313年? – 紀元前238年?])についてお話を
しましょう。

荀子は中国の戦国時代後期に生まれ、紀元前3世紀前半、秦の
始皇帝が中国を再統一する直前に高齢で亡くなった思想家です。

我を非として接する者は吾が師なり。
我を是として接する者は吾が友なり。
我に諂諛(てんゆ[へつらう])する者は吾が賊なり。

古(いにしえ)の学者は己のために学んだが、
今の学者は他人に評価してもらうために学ぶ。
自分に厳しいことを言ってくれる人こそわが先生である、と。

英語のネット講座も運営している私ですが、受講生の皆さんにはそれ
こそ忌憚なく、英語の評価をさせていただいています。

「ここで英語を諦めるんだったら、あなたはこの先、二度と英語をモ
ノにできない」
と注意をしたり、「人と話をするのが嫌いな人が英会
話力を上げるのは所詮無理」
と挑発することもあります。

一旦はすねて私の元から離れる人もいますが、後になって「私のこと
をそこまで厳しく言ってくれたのは先生だけでした」と、後に資格試
験の合格証のコピーと共に、礼状を送ってこられた方もいます。

商社マン時代、「吉田さんが独立するんだったら、喜んでサポートし
ます!」と私を誉めそやしていた人ほど、いざ私が独立すると一切連
絡もくれず逆に私のことを厳しく言っていた人が「貧者の一灯です」
と私に仕事をくれたりしました。

誰しも厳しく言われるのは嫌なもの。でも自分のことを思って言って
くれていると思うと、嬉しいものです。言う方も嫌われるのを覚悟で
言ってくれているわけですから。

我に諂諛する者は吾が賊なり。
気をつけたい名言です。

併せて、貧者故に・・・尊い一灯ではないかと。

――give one’s mite to someone

mite は「わずかな金、微力」。私の大好きなフレーズです。

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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