こんにちは<Frank>です。
今から5年前になりますか、私の生徒さんが挨拶もそこそこに、私
にこう切り出したのです。
「(Frank)先生。彼女ができたんですか?」
「え!?」と私が驚いたのも束の間、「だって先生、その服・・・」
と、新調した私のカッターシャツとスラックスを指差していました。
まあシングルファーザーですから、確かに法的にも道義的にも、女
性と付き合おうが全く問題はないのですが、服装や身なりで人の印
象はそんなに変わるものかと、改めて驚きました。
正直「実は彼女が――」と言いたいですよ。でも読者の皆さんなら
ご存知だと思いますが、私のような個性の強い男性を相手にしてく
れる女性はどこを探してもいません。
で、服装を少し決めていた理由ですが、それは私が今まで信念を持
ってやってきたネットビジネスが、少しずつカタチになってきたか
らです。自分へのご褒美といったところですかね。
幸せはお金をどれだけ持っているかより、どのように人生を考える
かで決まると思っています。だから、どんな小さなことでも1つ1
つやり遂げる達成感というか、クリスタライズすることがとっても
楽しく、また幸せに感じられるのです。
これなら人生どれだけ失敗しても、生きていけそうでしょ?
松本清張の短編小説に、山岳ミステリーの先駆けを成した『遭難』
という作品があります。有名な話ですが、この『遭難』の発想の原
点が、「山男には悪人はいない」という通説に対する疑問にあった
ようです。
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彼はエッセイ「『黒い画集』を終えて」でも、こう語っています。
「私は登山家にいろいろと訊いた。すると多くの登山家はこう答え
た。
“岳人には悪人はいない”と。崇高な言葉である。しかし・・・」と
続き、「格言めいた言葉は公式としては通用するが、個々の人間の
場合には必ずしもそうではあるまい(悪い登山家もいるだろう)」。
公式的な言葉ほど観念的に危険なものはない、と結論づけています。
清張とは例えが違うにせよ、私が今手がけているビジネスも、通説
に対する疑問がスタートになっています。「ビジネスの鉄則はこれ
だ」如きの通説への挑戦といっていいかもしれません。
今でも兄によく言われます。「オマエは馬鹿だ。商社マンを続けて
いれば安定した生活が送れたのに、なんでまたゼロから仕事を始め
る」。
確かに兄が言うように私は「安定を嫌う」バカかもしれません。で
もそれが私のエネルギーになっています。「安定」は私の辞書では
「後退」なのです。
だから私の周りには、安定を好む女性はいないのだと思います。
新調したカッターシャツとスラックス。女性に格好つけるためのも
のじゃない。それはビジネスを通して新たに生まれた自尊心への衣
替えだったりして。
私の姉妹ブログ[実践文学の達人]では、清張の『共犯者』も取り
上げています。こちらもご一読ください。
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