こんにちは<Frank>です。

――木鶏のように、静かに勝つ力。

私の大好きなお話です。

この話は、中国の戦国時代、斉(せい)という国の王「斉の宣王」
と、ある名人「紀渻子(きせいし)」によるエピソードです。

斉の宣王は闘鶏が大好き。そこで紀渻子というプロの調教師を雇っ
て、最強の闘鶏を育てようとしました。けれど、王様はせっかち。
数日経ってすぐ、「もう戦える?」と聞きに行きます。

紀渻子は首を振って答えます。

「まだです。この鶏はすぐにカッとなるので、もっと修行が必要で
す」

さらに数日後、王がまた尋ねると、

「まだです。敵の挑発に反応してしまいます」

それからさらに時間が経ち、ようやく紀渻子は言いました。

「今こそ、戦うときです」

その鶏は、どれだけ他の鶏に威嚇されても微動だにせず、まるで木
でできた鶏のように見えました。相手の鶏たちは怖れをなし、戦わ
ずして勝利を譲りました。

これが、成長の本質。

派手に見えるものより、静けさの中にある本物の強さ。
「木鶏の境地」とは、まさにその心を表しています。

見た目が地味だからといって、侮ってはいけない。
本当に強い者ほど、静かで、どっしりしている、ということです。

今年の参議院選挙で、この辺りを誤解している候補者が何と多かったことか。

私の小説に興味のある方はこちらをご覧ください。

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