キャリアアップ講座(28)~ビジネス英語の例文が欲しい~

こんにちは、Frankです。

今日は、ビジネス英語のメールについてお話しましょう。
日頃、メールのライティングで困っている人は、
特にしっかり読んでくださいね。

生徒さんから「メールを書いたのですが、見てもらえますか」と、よく
ご依頼を受けます。「例文を色々見たけど、どれが正しいのか分からない」と。

拝見してチェックするのはやぶさかではないのですが、問題はメールを書いて
いる人の人間関係が分からないので、一瞥しただけでは、適切な言葉の選択が
できないというのが実情です。

例えば部下や同僚の仕事に対する熱心な態度を評価する場合、正確を期すならば、
書き手の気持ちや人間関係によって言葉を使い分けなければならないのです。

文法だけチェックして「これでいいよ」と訂正するのは簡単ですが、それでは
本来の意味での校正にはなりませんからね。

「頑張っているね」という気持ちをメールで伝えるにしても、状況によって
言葉が変わります。例文集から適当に選らんでメールしても、陳腐な決まり
文句(クリシェイ)になって意図が伝わらないなんてこともあります。

次の3つの種類の単語の使い分けが出来ますか?
1. commitment, committed
2. dedication, dedicated
3. enthusiasm, enthusiastic

1.のcommitmentは:
特に忠誠心を持っていること、目的に向かって最大限の努力をしていること
を意味します。I would like to thank you for having shown such commitment.
(このような熱心な仕事をしてくれたあなたに、感謝したいと思う)など。

2.のdedicationは:
「献身」という意味ですが、dedicatedは「一身を捧げる」。仕事や考え方が
重要だと信じて、労力や時間を費やすることを意味します。He is dedicated to
his role as sales manager.(彼は、セールス・マネージャーとして熱意を持って
仕事をしている)など。

3.のenthusiasmは:
一生懸命に熱意や興味を持って仕事をしていること。積極的に関わりを持ちたい
と思っていることを意味します。He is very enthusiastic about the project.
(彼はそのプロジェクトに大変熱心だ)など。

中々、使い分けが難しいですが、ビジネス文書の書籍やネットの例題集ばかり
に頼らず、日頃から英字新聞や英字誌を読み、言葉のニュアンスや含意(コノ
テーション)を把握するセンスを養っていただきたいと思います。

とは言え「目の前のメールを今日返事しないと」と困っている実情もあるで
しょうから、『書きたい表現がすぐに見つかる英文メール』をご紹介しておき
ます。例文の多さと種類の豊富さで軍を抜いていると評判の書籍です。

ビジネス英語メールは、書けば書くほど上手くなります。だからあまり悩んで
いないで、どんどん書いてください。自ずと英語感覚が養われていく筈です。

▼ 書きたい表現がすぐに見つかる英文メール

書きたい表現がすぐに見つかる英文メール


さあ、ライバルに負けない英文メールを書きましょう。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。

Frank Yoshida

PS

毎年100名強の生徒さんにビジネス英語や英検1級、通訳案内士、
実践英語の達人クラスを教えていますが、ここ最近TOEIC A-Grade
以上の生徒さんがグンと増えてきました。

950点以上を取得していても、私のビジネス英語クラスの中間レベル
に位置する<レベル3>を受講している生徒さんが数名います。

TOEICの点数だけが英語力を示す指標ではありませんが、
TOEIC700点以上取得したら「勝負に出る」。実践で磨き
をかけることで、英語力が更にアップします。

現在のあなたの市場価値はどれくらいでしょうか。
TOEIC700を超えたら外資系も視野に――。

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