英語の達人を目指す(12)~スラッシュリーディングのやり方~

こんばんわ、Frank Yoshidaです。

今日は、スラッシュリーディングのやり方についてお話しましょう。

「スラッシュリーディング」(slash reading)の一般的な定義は、
英文を単語一語ずつ読んで、日本語的に後ろから理解しようとせず、
情報や意味のかたまりをベースに文の前からスラッシュ(区切り)
を入れ、その塊ごとに速く読んで理解するやり方のことです。

英文を頭から順に理解するのが特徴です。私のクラスの通学生の方は、
平均してTOEIC600以上から990満点までと中級レベル以上の方が
多いので、このコンセプトは既にご存知だと思いますが、重要なことは
「実践している」か「実践していない」かなのです。

当然のことながら実践している人はリーディングのみならずリスニング、
ライティング、スピーキングの全スキルをアップすることが可能となり
ます。

何故なら:

1.前から順次リーディングし、意味単位で理解するクセがつく
2.この種のリスニング教材で、同じく前から理解するクセがつく
3.日本語を英語に訳すのではなく、最初から英文を作るクセがつく
4.頭に思い浮かんだ概念を、どんどん話し出すクセがつく

からです。

簡単な例で言うと、I met a boy whose father was a teacher.
を前から読んで理解すると、「私が会った少年のお父さん(の職業)は
先生だった」となるわけです。どうです、簡単でしょ?

今度はニュース番組を例に挙げてみましょう。『CNN English Express
(2006年8月号)』(朝日出版)からの引用です。一部修正しています:

Medical news now/
Is your blood pressure going up?/
Instead of taking a pill/
try finding a friend./

これをスラッシュ単位で訳すと:

次は医療関係のニュースです。/
あなたの血圧は上がっているでしょうか/
(もしそうなら)薬を飲む代わりに、/
友人を見つけてみたらどうでしょう。/

孤独な人は、友達や家族と一緒にいる人より、血圧が高くなる
というお話です(Loneliness and Blood Pressure)。

こうしてどんどん前から読んで、書いて、聴いて、話すことによって、
文章を早く理解できるようになり、と同時にアウトプットもそれに
比例して速くなります。

以前の講座でお話した「英語脳作り」の手助けとなるのが、
このスラッシュリーディングの実践です。

この血圧のお話じゃないですが、独りで学習していても血圧が
上がるだけですから、練習を終えたらその成果を、是非、クラス
や友人に披露してみましょう。

NHKのテキストや先程ご紹介した『CNN English Express』
(朝日出版)を利用するのもいいし、同時通訳方式で楽しく学習
したいのであれば、10日間無料試聴ができるスーパーエルマー
もオススメです。

何しろ15万人が受講した実績のある教材ですからね。

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独学タイプ、スーパーエルマータイプと学習方法は色々ありますが、
先程お話したように、是非、クラスや私のスカイプレッスンで、
その成果を披露してください。英語は人に聴いてもらって
なんぼの世界ですから(←関西弁丸出しですみません^^)

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間違っても”slush” reading(不正な読み方)にならないように。
これ、オチですよ^^)(slushとslashの違いにご注意!)

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。

Frank Yoshida


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