国際人養成講座(29)~プレゼンテーションは臨機応変さが要~

こんにちは、Frankです。

外資系や海外進出企業が増えた昨今、国内や海外でプレゼンテーション
(以下「プレゼン」)をする人が増えてきました。

私の実践ビジネス英語クラスの生徒さんも、例外ではありません。

――「今度、アメリカの本社からマーケティング部長が来るので、進捗
  状況をプレゼンしないといけない」
――「ジョイントベンチャーの話でヨーロッパに行くが、現地の幹部を
  前に会社説明をする」
――「現地の弁理士事務所との提携に、小規模プレゼンが必要」

等々、枚挙に暇がありません。

今や語学力の要件が、「英語が話せる」から「英語が使える」に大きく
変化しています。只単に会話ができる「コミュニケーションスキル」で
は歯が立たず、人間力とも言える「ピープルスキル」が強く求められて
います。

プレゼンをするにあたって準備するのは当たり前。それ以上に肝心かな
めとなるのが「臨機応変さ」(Resourcefullness)なんです。

私の商社マン時代もそうでしたが、ビジネスコンサルティングの時もビ
ジネス英語をオンラインレッスンで生徒さんに教える時も、この「臨機
応変さ」が大事になります。

プレゼンの3つの要素――

1.Gain audience’s interests(聴衆の興味を引く)
2.Establish credibility(信頼を得る)
3.Set the ground rules(基本ルールを定める)

上記の3点を踏まえた上で、臨機応変に対応する。

10の準備をしてきても、聴衆が最初の1つにしか食い付かず、2つ目の
話から興味がなさそうだったら、例えば3から6を捨て、7,8,9へ
と話を進めることも必要になるのです。

それを聴衆の関心事を無視して話し続けると、当然、聴衆の気持ちは離
れ、プレゼンは失敗する羽目に。

またプレゼン後、例えば表面実装技術に関する質問が出た時、「私は過
去、アメリカのシリコンバレーでテクニカル・アドバイザーをやってい
ました」と、プレゼンターが信頼に値する人間である旨をしっかりと伝
える。

更には、プレゼンのプロであることを演出するために、プレゼン中の基
本ルールを伝えておくことです。

Just stop me if you have a question. I’m telling you for the sake of better
communication with the audience.(質問があったらその場でどうぞ。
聴衆とのコミュニケーションをより良くする方法だからです)

以上の3点を順番通りでなくても、聴衆を飽きさせない程度に、臨機応
変にプレゼンターから繰り出すことをお忘れなく。

Just wing it! 準備なしで行う臨機応変さ。「本番でも強い」と言われ
るためにも、どんどん経験を積んでいってください。

原稿の棒読みでない、聴衆を意識したプレゼン――
成功の鍵はそこにあります。

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ビジネス英語クラスでもよく使う超お薦めの教材です。良かったらお求
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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