父の日のプレゼント

こんにちは、Frankです。

毎週日曜日の朝、パンを買いに出かけるのですが、先週の日曜日は心
温まる光景を目にしました。

いつもは不貞腐れて果物店に果物を納品していた二十代前半の男性が、
その日は笑顔で父親を手伝っていたのです。

この父と息子の姿は、何度となく見かけています。ほぼ毎週日曜の朝、
軽トラックに乗って納品に来ているのです。

――どうしてこんな仕事を手伝わなきゃならないんだ!

息子の仏頂面が、そんなメッセージを発している。

でも今朝の彼は違っていました。果物店の店主とも笑顔で会話をし、
きびきびとダンボール箱から果物を取り出していました。

――父と息子は言葉のない会話をしている。

今、この息子は、父親の背中の意味がやっと分かりかけてきたのかも
しれません。世の中に格好の悪い仕事なんてないんだ。みんなお互い
支え合って生きているんだ、と。

この父は、息子の成長をきっと喜んでいるに違いありません。

父の日は6月の第3日曜日。遅ればせながら父の日のプレゼントを見た
ような、そんな素敵な光景でした。

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