こんにちは<Frank>です。

以前、私は『知識と教養の英会話』の旧版を使って、約1年間にわたり、思想や哲学について英語で授業を行いました。その授業の中で、特に心に残った一節があります。

――I can assure you that self-awareness has nothing to do with the soul.

直訳すると「自我の意識は心と何の関係もない」という意味です。ここでの「self-awareness」は、日本語で「自我の意識」あるいは「自意識」と訳せます。しかし、私はここに少し疑問を感じています。もし「自我の意識」を単なる「自意識」とすると、心や魂が完全に除外されてしまいます。果たして本当にそれでよいのでしょうか。

私の考えでは、「自我の意識」とは、人間の心が進化・発展する中で到達する、理性と道徳を伴う成熟した段階を指します。自分自身の行動や選択に責任を持てる状態であり、単なる認知や自己認識ではありません。倫理的判断や内面的成熟を含む、広い意味での「心」の働きの一部だと私は感じています。

英語で哲学を学ぶ際、こうした微妙なニュアンスを理解することは非常に重要です。特に英検®1級の二次試験対策では、文法や語彙力だけでなく、思想・哲学的概念を論理的に英語で説明できる力が求められます。この教材は、まさにその能力を養うのに最適です。

ちなみに私はこのシリーズが大好きで、今年はオンラインレッスンで新版を使用しています。旧版に比べ、政治・経済・社会といったテーマが加わり、より実践的に英語で思考を深められます。


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学習を通じて、単に英語を話すだけでなく、自分自身の「自我の意識」を意識し、心の成熟や倫理的判断を深く理解できるようになります。これが、私がこの教材から学び、生徒たちにも伝えたい最大のメッセージです。

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