こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ ――前年の暮から1月2月と、雪らしいものは一向降らなかった。 こんな冒頭で始まるこの掌編は、短編小説の名手と知られた永井
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こんにちは、Frankです。 拙作の長編社会派ミステリー小説『謎のルージュ』の刊行以来、温め ていた掌編や短編を続々とKindle版で出版。早14作になりました。 パロディーやミステリー系が好きなのでその辺りのジャンルを中心に 上梓してきま
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 書評にもある通り、内田百閒(うちだひゃっけん)といえば、夏目漱 石の弟子で、『我が輩は猫である』の水瓶に落ちて死んだ猫を生き返