キャリアアップ講座(17)~小学生から英語?~

こんにちは、Frankです。

最近、読者さんからこんな質問をいただきました。
「小学生から英語を始めるのは、いいのでしょうか?」

私の答えはいたってシンプルです。「“英語に興味を持つ子”にはどん
どん提供し、“英語に興味のない子”には英語教育を押し付けない」。

私の<実践英語の達人>コースを受講している生徒さんの8割近くが
ジュニアの英語講師をされています。その先生方曰く、「興味のない子
は全然乗ってこない」と。

元々テレビなんかをみて英語に興味を持ち、自宅近くのジュニア教室
に通う幼児や小学生に英語を教えるのは例外として、通常、こうした
ジュニアの先生方がボランティアで小学校に英語を教えにいくと、
クラスの半数以上は英語に興味を示してくれない、との事でした。

まあ日本にいるのだから敢えて英語を話さなくても日常生活には苦労
しないし、小学生なら例え体を動かして英語を学習しても家に帰れば
家族と日本語会話になってしまうわけです。

私が言いたいのは、一律に英語教育を施すことに意味があるのかなあ、
という疑問です。それも色んな価値観や生活感を持った子供に、です。

私は小学生の頃、日本語ですが、クラスメートの女の子が国語の時間に
難しい漢字を読んでいる姿を見て、「あの子、天才じゃないか?」と
驚いたものです。

何故なら当時の私は言語(日本語)そのものには興味がなく、運動場で
走り回ったり、鬼ごっこをしたり、探検に行ったりするのが好きだった
からです。

Necessity is the mother of invention.(必要は発明の母である)
このことわざをご存知ですよね。

私事で恐縮ですが、家の子供は小さい頃から日本と北米、中南米を
行き来する生活を送っていました。生活圏が2つあったわけです。

アメリカに行けば英語を話す必要があり、中南米に
行けばスペイン語が話せないと話にならなかった。

「言語ありき」で生活があるのではなく、「生活有りき」で言語が
あったからです。言語だけが優先すると、文化や生活観が伴わない、
単なる「言葉の遊び」と化してしまい、生きた言語をマスターでき
ません。が、、、

敢えて最初に、「“英語に興味を持つ子”にはどんどん提供し、“英語に興味の
ない子”には英語教育を押し付けない」と私が言ったのは、小学校という教育
現場で一律に英語を教えるのではなく、先ずは家庭で子供に英語を聞かせたり
DVDを見せたりして、興味があるか探ってみる。

それで興味があれば、ジュニア教室に通わせたりして、英語を話すことに
興味のある子供たち同士で、英語感覚を磨いていけばいいと思っています。

日本は一律に教育することが公平だと認識してきましたが、これだけ価値観が
多様化している現代、同じ教育を施すこと自体が不公平になっていると言わざる
を得ません。興味のない子に無理やり学校で英語教育をしても、嫌になるだけです。

英語の幼児教育という狭い枠組みで考えないで、大人になってから
でもいいじゃないですか。ちょっと英語に耳を傾けてみる。

「ねえ、これ、なに喋っているの?」
「この映画スターの生き方が格好いい!」
そんなちょっとしたきっかけが、語学への関心へと導かれます。

Catch ya later!(じゃあ、またね)

そんな言葉を口ずさみ始めたら、惜しみなく与えてあげてください。
お子さんだけでなく、ご自分にも。

これは懐かしいセサミストリート。よく英語で口ずさみました。

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あなたの生き様が、あなたのキャリアが、お子様の将来を左右することも。
ビジネスも学習も、最適なタイミングで――。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。

Frank Yoshida

PS

最近は季節に関係なく<たこ焼き屋>が店を開いています。

土曜日はいつもそうなのですが、仕事帰りに最寄り駅近くの
たこ焼き屋をちらっと見ます。焼けていたら買う、焼けてい
なかったら素通りと決めています。

最近はどうもタイミングが悪く、私が帰宅する頃はいつも売
り切れの状態。美味しいたこ焼きに、中々ありつけない日々
が続いています orz。

しょっちゅう食べたいわけじゃないのですが、休みの前日ぐ
らい、ビールを片手にゆっくりとたこ焼きを頬張りたいです。

When in the world can I grab a bite of takoyaki,
one of the Osaka’s most popular delicacies!


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